高級ブラ

nanuさんが「女性だからちょっと訊いてみたいんだけど・・・」と話し出したのは、もうじき奥様の誕生日で、奥様の下着がずいぶん疲れてきたので、新しい高級な下着をプレゼントしたいのだけど、女性的にそういうのはどう？という相談だった。

「すごくうれしいと思います！！！」
と力説してしまう私。

かく言う私。年収300万にも届かない陳腐な身ながら、下着大好きで、いつも最新の下着をチェックしてはたまに清水の舞台から飛び降りるつもりで買ってみたりするのだった。。。（そしてタンスの奥にそっとしまっておいたりする。）

「高級ブラは、身体を締め付けず自然な感じでしかも身体のラインが綺麗に出るんです！！プレゼントされたらうれしいですっ！！」

でも私はハッ！として、「ブラにはサイズもあるんですがご存知でしょうか？」

「ＡとかＢとかＣとかだろ？」
「その他にもアンダーバストと言うのがあるんです。あ、でも今の奥様の下着のタグを見れば分かりますよね？」

そう言うと、大丈夫なようである。


私はここだけの話だが、手洗いする時間的余裕も無いので高級ブラはあまり洗わない。真夏だったり運動したりしない限り、あまり汗ばむ箇所じゃないし、洗濯機になんて伸びるのがイヤなので恐れ多くて回せない。（それでも特に病気になることはないようである、今の所は。）

nanuさん、奥様にブラ買うのかなぁ。。
買う時に店員さんになんて言うのだろう。「妻のブラをプレゼントに買いたいんです。サイズは○○△△です。」と言うのだろうか。

そしてそれをプレゼントした時の奥様の反応は？！
私だったらうれしいけれど（自分が女として見られてる感もあるし）、「それは私の下着がヨレヨレだって言いたいの？！」と言う反応もあるかもしれない。「あなた、どんな顔してこれを買ってきたの？！」と言う反応もあるかもしれない。

ついついアレコレ考えてしまう。
私だったらウレシイけれど・・・・どうなのだろうか。


それはさておき関係ないけど、今日年末の締めと言うことで、社長の挨拶があった。
「今年は春先からコロナコロナの1年でした。忘年会もできず飲む機会も減って、みんなストレスがたまっていると思います。・・・」


このくだりを聞いて、私はたまげてしまった。
会社の飲み会こそ、私のストレスの最たるものである。今年はコロナコロナだったが、唯一良かったことはそれで会社の飲み会がことごとく中止になったことであろう。（新年明けるとまた分からんが）

社長がもしも「社員のストレス発散のために飲み会を遂行している」と言う気持ちがあるのなら、もういっそのこと飲み会を止めて現ナマでその費用を配ってくれたらどんなにいいか。

・・・そうすれば、高級ブラの一つも買えるのに・・