会社で新聞のチラシを見ながら、私が「あ!」と言うと、MTさんが「なになに?」と言う。
「このスーパーのチラシ!ナプキンが2個で250円だって。3日くらい前に1個200円で買ったばかりなの。」
と言ってから、はっ!と思ったが、MTさんは若干戸惑っても話は何でもなかったように続く。3児の父だ。ナプキンくらいで驚きゃしないだろう。
「うちのカミさん、ここのスーパーが好きなんだよ。」
「私もよく行きますよ。安いしね。」
「オレは車で○○○(地元の大型スーパー)が好きなんだけどね。何でも揃ってるし。」
「だけどちょっと値段が高いんですよね。」
「そうなんだよ。^^」
その後、社長が珍しく事務所にきた。
ちょっとドキッとした私も普通に業務をこなす。社長もいつものように用事を言いつける。
雑誌を開いたら【ベネチアン・マカオ】が載っていたようで、MTさんにいつかのあの感激を語っていた。
そして帰り間際に「sakeさん、何かある?」と言うので、「あのぉ~・・もしかしたら社長にお会いできるのも最後かもしれないので挨拶を・・」と言うと、社長はカレンダーを見て、また月曜に来るよ、と言って出て行った。
午後になると、岸部シローに似た社長さんが来た。
シロー「あれ?K女史さんはどうしました?」
I「支店が変わったの。(笑)」
シロー「えぇ??(ここに居ない)Yさんと?」
MT「アハハ、別荘に転勤だよ。」
シロー「えぇ??」
Iさんはその後どこかに出かけたようだ。
Iさんと作った花壇にじょうろで水をあげた。
暖かくなってから、オリーブはどうするのだろう。
携帯に電話が入った。
Aさんからだ。
給料計算の事で電話が掛かってきた。今は他にやる人がいないのだ。Nのファイル何でもぐじゃぐじゃに入ってるんだよと言っていた。
電話を切る頃、シローさんが帰るようなので、この前電話で愛想がなかった(らしい)のを謝った。
「あぁ、あれは声が違ってただけですよ。sakeさんじゃないのかと思って。」
それから、来週で辞める挨拶を簡単にした。
事務所に戻ると、MTさんがあーあ、と言った。
「忙しそうなのはYさんだけだね。」
「そうですね。今、Aさんから電話があってね、給料計算はじめてやってるんだって。台帳もないらしいの。」
「あははは、sakeさん、忙しくなるね。」
こうして何も無く一日が終えていく。
ほんとにあと何日で私はここに来なくなるのだろうか。
それきりなんて思えない。
おなじ業界にいて、きっとまたそのうち会えるんだよね。
いつかきっとMTさんとまた一緒に仕事ができる日が来るといい。
それとも、彼は別の道を考えているのだろうか。
もう私からは何も訊けない。
「このスーパーのチラシ!ナプキンが2個で250円だって。3日くらい前に1個200円で買ったばかりなの。」
と言ってから、はっ!と思ったが、MTさんは若干戸惑っても話は何でもなかったように続く。3児の父だ。ナプキンくらいで驚きゃしないだろう。
「うちのカミさん、ここのスーパーが好きなんだよ。」
「私もよく行きますよ。安いしね。」
「オレは車で○○○(地元の大型スーパー)が好きなんだけどね。何でも揃ってるし。」
「だけどちょっと値段が高いんですよね。」
「そうなんだよ。^^」
その後、社長が珍しく事務所にきた。
ちょっとドキッとした私も普通に業務をこなす。社長もいつものように用事を言いつける。
雑誌を開いたら【ベネチアン・マカオ】が載っていたようで、MTさんにいつかのあの感激を語っていた。
そして帰り間際に「sakeさん、何かある?」と言うので、「あのぉ~・・もしかしたら社長にお会いできるのも最後かもしれないので挨拶を・・」と言うと、社長はカレンダーを見て、また月曜に来るよ、と言って出て行った。
午後になると、岸部シローに似た社長さんが来た。
シロー「あれ?K女史さんはどうしました?」
I「支店が変わったの。(笑)」
シロー「えぇ??(ここに居ない)Yさんと?」
MT「アハハ、別荘に転勤だよ。」
シロー「えぇ??」
Iさんはその後どこかに出かけたようだ。
Iさんと作った花壇にじょうろで水をあげた。
暖かくなってから、オリーブはどうするのだろう。
携帯に電話が入った。
Aさんからだ。
給料計算の事で電話が掛かってきた。今は他にやる人がいないのだ。Nのファイル何でもぐじゃぐじゃに入ってるんだよと言っていた。
電話を切る頃、シローさんが帰るようなので、この前電話で愛想がなかった(らしい)のを謝った。
「あぁ、あれは声が違ってただけですよ。sakeさんじゃないのかと思って。」
それから、来週で辞める挨拶を簡単にした。
事務所に戻ると、MTさんがあーあ、と言った。
「忙しそうなのはYさんだけだね。」
「そうですね。今、Aさんから電話があってね、給料計算はじめてやってるんだって。台帳もないらしいの。」
「あははは、sakeさん、忙しくなるね。」
こうして何も無く一日が終えていく。
ほんとにあと何日で私はここに来なくなるのだろうか。
それきりなんて思えない。
おなじ業界にいて、きっとまたそのうち会えるんだよね。
いつかきっとMTさんとまた一緒に仕事ができる日が来るといい。
それとも、彼は別の道を考えているのだろうか。
もう私からは何も訊けない。
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