きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

つかの間の休息

2013-06-28 | 今の会社
社長ももう帰ってしまって、気がつくと6時半になったところ。
「誰も来ないかぁ、戸締りしてサッサと帰ろう。。」と思ったら秀クンが帰ってきた。

「みんなもう帰っちゃった感じ?」といつものように言うので、「たぶん」と言う。

秀クンはひとり言のように「ボーナス出ないかなぁ~」と言うので、うちの会社でそれをまだ期待している人がいることに少々の驚きを感じながら、「たぶん無いでしょうねぇ」等と言う。

「友達はオレの年収の倍だよ。」と秀クンは言うので、まさかと私は言うと、「ボーナスなんて3回出てるからね」と言う。
給料はオレの方がちょっと多いけど、ボーナス無くて残業代も無いでしょ、しかもこれから夜勤が始まるし、と言う。

「友達に会うのが辛いよ」と秀クンは言い、「みんなオレの話をすると驚くからね。」と言う。

「何に驚くんですか。」
「夜勤の後に、通常勤務が始まるとかさ。」
「それは代休を言いましょう、社長もダメとは言わないですよ。」
「代わりが誰もいないでしょ。」
「そうねぇ、OROでも手が開いてたらお願いするとか。」

ムリだよ、と秀クンは言い、そこの現場のコト分からないからね、と言う。
それに一生懸命やっても、給料が変わらないんだからなぁ、と言う。

そう、私もそれを思って、自分の息子にはこう言うトコではない、もっと有休や残業代が出るような会社に勤めてほしかった。そのために一生懸命お金を貯めて、大学にも行かせようとしたのだった。。。
しかしそれから、あれよあれよといろんなことが起こり、それこそまさに「夢の成れの果てが転ぶのばかりが見え」て、紆余曲折のあげくにこの現状を受け入れる自分がいたのだった。。。
そして、その流れに素直に身をまかせていたのだった。

秀クンは「もう仕事が好きってことだけだよ。」と言う。
今の自分を支えているのは、この仕事(職種)が好きってことだけだと言う。

そう言えば私も結構自分の仕事が好きなのだった。
今までの長い時間と、ここまで溶け込んだ人間関係に感謝してみる。
つかの間の休息かもしれないけれど。

そして今の私は人付き合いの風通しがよくて、kekeが毎日楽しく元気に働けたら・・うちみたいでもそんな職場にこの先巡り会えたら本当にいいのにな、と思うのだった。