夕方5時半を回っても、仕事が片づかないなー。
Aさんからの見積はそれなりにボリュームがあり、社長からも回ってきた見積があるし、それから支払もそろそろ回さないといけないな。
少し残って片付けて行こうかな、と思ったら課長が帰ってきた。
「明日地祭りだけど、酒頼んであったっけ?」
あぁ~~~頼んでなかった。
「すみません、今すぐ買って来ますー◎◎」
「明日、11時からだよ。」
でもここの近くのスーパー、時々日本酒、紙でくるんであるのが2本揃わない時があるんだよね。
「最悪、明日の朝までに持ってこれればいいですか?(それなら帰ってからうちの近くのスーパーでも。)」
「これから車に積んで直接行きたいんだよねー」
じゃ、今しかないじゃんないじゃん。
「それじゃ行って来ますー」
運転しながら、「課長が家の近くの酒屋で帰り際に買えば済む話じゃんねー」その方が時間的にもロスが少ないし、と思ったのだが、それを言っては情が無い。
ここはとりあえず飛び出しておいて、買えなかったら「課長~買えませんでした~どうしましょう~~><もし何だったら、課長のおうちの近くの酒屋さんで。。。」と泣きついた方が「それなら分かった~!」となるよね♪^^
そんな計算もしながら車を走らせる。^^♪
最悪の事態は取り越し苦労で、スーパーには紙で包まれた日本酒が何本もあった。
そして、何事もなかったように私は買って帰る。
社長に怒られる前に発覚してよかったよかった。^^;
その日は遅くなってしまい、皮膚科に薬をもらって見切スーパーについたのが8時。
見切ベストタイムに半額値札のついた弁当を私は次々カゴに入れる。
そして100円の値札のついた(半額以下)イワシのつみれ(明日用のおでんにするため)に手を伸ばすと、後ろでリアクションの声がする。
「ん?」と私は振り向くとオッサンがいるので、「あーいいですよ、どうぞどうぞ」と一度譲ってみた。
するとオッサンは「いいよいいよ、ただ笑っただけ」と言うので、私はもう一度親切風を装って「どうぞどうぞ(今日の分はゲットしてるし)」と言ってみるが「いいよいいよお取りなさい」と言うので遠慮なくカゴに入れた。
そしてレジに向かうとたまたまそのオッサンもレジにやってきて、「また会ったねー」と言うので「会いましたねー」と返事をしてみると、オッサンはいろいろ話し始めた。
「もう今リタイア生活なの。」
「そうですか。^^」
「現役時代は部長まで昇進したのよ。」
「そうなんですねー」
「今は、孫と遊んでいるの。」
「それはいいですねー」
「いいのよー安いの買って。オジサンはほら、もう飲んできてるから。」
私は思わず「いいなぁー」と心底からつぶやいた。
部長まで出世して、今では現役をリタイヤして、孫と遊んでいると言う。
と言うことは、子供も順調に結婚して普通のレールに乗っかった人生を歩んでいるのであろう。
しかもこれから人がご飯を用意する時間に、酒屋でいっぱい飲んできて見切を見定めていると言う。
しかし、私の人生も捨てたもんじゃないぞ。
仕事はやりがいがある程度にたまってるし、少ない給料でもこうしてニコニコ暮らしているんだから。息子も真面目だし。
オッサンは150円のブリやらタラやらのパックを2個レジに通すと、レジの兄ちゃんに「おにいさんは、もう子供はいるの?奥さんは?まだ?」と言って、去って行った。
Aさんからの見積はそれなりにボリュームがあり、社長からも回ってきた見積があるし、それから支払もそろそろ回さないといけないな。
少し残って片付けて行こうかな、と思ったら課長が帰ってきた。
「明日地祭りだけど、酒頼んであったっけ?」
あぁ~~~頼んでなかった。
「すみません、今すぐ買って来ますー◎◎」
「明日、11時からだよ。」
でもここの近くのスーパー、時々日本酒、紙でくるんであるのが2本揃わない時があるんだよね。
「最悪、明日の朝までに持ってこれればいいですか?(それなら帰ってからうちの近くのスーパーでも。)」
「これから車に積んで直接行きたいんだよねー」
じゃ、今しかないじゃんないじゃん。
「それじゃ行って来ますー」
運転しながら、「課長が家の近くの酒屋で帰り際に買えば済む話じゃんねー」その方が時間的にもロスが少ないし、と思ったのだが、それを言っては情が無い。
ここはとりあえず飛び出しておいて、買えなかったら「課長~買えませんでした~どうしましょう~~><もし何だったら、課長のおうちの近くの酒屋さんで。。。」と泣きついた方が「それなら分かった~!」となるよね♪^^
そんな計算もしながら車を走らせる。^^♪
最悪の事態は取り越し苦労で、スーパーには紙で包まれた日本酒が何本もあった。
そして、何事もなかったように私は買って帰る。
社長に怒られる前に発覚してよかったよかった。^^;
その日は遅くなってしまい、皮膚科に薬をもらって見切スーパーについたのが8時。
見切ベストタイムに半額値札のついた弁当を私は次々カゴに入れる。
そして100円の値札のついた(半額以下)イワシのつみれ(明日用のおでんにするため)に手を伸ばすと、後ろでリアクションの声がする。
「ん?」と私は振り向くとオッサンがいるので、「あーいいですよ、どうぞどうぞ」と一度譲ってみた。
するとオッサンは「いいよいいよ、ただ笑っただけ」と言うので、私はもう一度親切風を装って「どうぞどうぞ(今日の分はゲットしてるし)」と言ってみるが「いいよいいよお取りなさい」と言うので遠慮なくカゴに入れた。
そしてレジに向かうとたまたまそのオッサンもレジにやってきて、「また会ったねー」と言うので「会いましたねー」と返事をしてみると、オッサンはいろいろ話し始めた。
「もう今リタイア生活なの。」
「そうですか。^^」
「現役時代は部長まで昇進したのよ。」
「そうなんですねー」
「今は、孫と遊んでいるの。」
「それはいいですねー」
「いいのよー安いの買って。オジサンはほら、もう飲んできてるから。」
私は思わず「いいなぁー」と心底からつぶやいた。
部長まで出世して、今では現役をリタイヤして、孫と遊んでいると言う。
と言うことは、子供も順調に結婚して普通のレールに乗っかった人生を歩んでいるのであろう。
しかもこれから人がご飯を用意する時間に、酒屋でいっぱい飲んできて見切を見定めていると言う。
しかし、私の人生も捨てたもんじゃないぞ。
仕事はやりがいがある程度にたまってるし、少ない給料でもこうしてニコニコ暮らしているんだから。息子も真面目だし。
オッサンは150円のブリやらタラやらのパックを2個レジに通すと、レジの兄ちゃんに「おにいさんは、もう子供はいるの?奥さんは?まだ?」と言って、去って行った。