きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

志望決定

2005-12-10 | 息子keke
そして私達は塾と学校の面談をもう一度受けて、某私立校へ志望変更することを申し出たのでした。

塾の先生はショックだったようで、「学校の面談で何を言われたのですか?」と言うので、すべり止めの学校を見に行くように言われた事を話した。(すぐにkekeが入ってきたので、その話は途中で終わってしまったのだが。)
上手く説明できなかったけれど、それまで合格率40~50%の志望校にやりさえすれば受かるつもりでいた。本当に落ちた場合の事を考えてこなかったのである。それが学校を見る事で、落ちた場合のリスクと受かった場合のメリットを比べて向き合う気持になったのだと思う。
そして皮肉にも、全然上がらないテスト結果が背中を押したのだ。

「今のkeke君の偏差値では某私立高の平均よりやや下になっていますね。推薦合格だと安心して勉強する気がなくなってしまいますが、他のみんなはこれから偏差値が上がる時期なので、一緒に勉強した方がいいと思います。」
もちろん、私もkekeもそのつもりだ。
(ちなみに冬期講習費は既に引落され済み)

学校では、先生が「これは自分で決めた選択ですよね?」とkekeに確認して、ハイと言うと、これで校長先生の推薦書を持って内定が取れれば、ほぼ決まりますと言った。
そして
・早くに合格が決まるので、他のみんなに申し訳ないと言う気持や疎外感を味わう事になるが、それは覚悟してほしい。
・周りの友達が真剣に勉強する気持を汲み取ってほしい。
と話した。

「・・それから、3学期の最後の行事は協力してくれるかな?」
「ハイ」


こうして、志望校は決まった。
高校受験をゴールとするならば、何が何でもA高校で突っ走ったのだろう。しかし、進学率3割の公立にギリギリで入る事より、6割以上が進学する私立高のやや中間で入る事を選んだ。ゴールを3年先に延ばしたのである。
もちろん、部活もやって、それで落ちこぼれたら又違う道を考えよう。

喜びと言うより、不安の方が強いかなぁ・・最後までこだわってた「朝早く起きれるかな」もすごく気になるし。


そんな時に約束だった延び延びの養育費がまたしても入っていない事に気付く。
電話しても全く出ない。でも、着歴は見ると思うので、2分後にまた電話すると今度は留守電である。(つまり私から電話が来た事はすぐに分かったようだ)
連絡してほしいと留守電に残すも、電話はとうとう来ない。
向うも性格を読んできているんだろうが、悲しくて涙が出る。

南果歩が篠原涼子が結婚しようが、何で離婚したろうが、もうどうでもいいと思った。私とkekeは受験も決まって幸せに暮らしているから。したい奴はしたいようにすればいい。

だけど、こう言う事があるとすごく悲しくなる。
たしかに子供は私立に行かせる、大学も視野に入れている。
でも、私は携帯も持ってない。車も持ってない。家で履くズボンは左右擦り切れて穴が空いているし、ストッキングは穴を黒糸でかがって履いている。外食は小学校4年で最後だ(じいさんには時々奢ってもらうが)。自分の弁当は毎日ホットケーキ。もう発泡酒も止めた。

「金がない」と言うなら、それ以上切り詰めてから言ってくれ。

そして、そんな人間を頼りにまた催促し続ける自分。
でも、1度でも多く取らなくては。あきらめるもんか。