斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

ニセコ町議会議員会視察研修と北海道町村議会議員研修会

2014-07-09 00:30:22 | 政治
今年のニセコ町議員会視察研修は7月3日登別市役所を訪れ
「北海道登別洞爺広域観光圏事業について」視察研修を行いました。
登別市観光経済部観光室観光振興グループの総括主幹より
当地域の広域観光(3市4町)への取り組みについて説明を受けその後
活発な質疑応答がつづき約2時間近く意見交換を行いました。

登別市とニセコ町の観光へのコンセプトの違いは、その背景に
地理的、歴史的、地域の特性などがありますが、それをいかに活かして
これからの観光産業を進展させていくか、国内はもとより、海外から
の観光客をいかに多く呼び込んでいくか、登別市のその取り組みへの
意気込みが感じられました。
恵まれた自然を活かした長期滞在型リゾート地を目指すニセコと
火山と景観、アイヌ文化を世界にアピールする登別洞爺観光圏、双方とも
観光を基幹産業とする自治体として共に学び合い今後さらに協力できる
ことがいろいろあることを実感してきました。

札幌へ向かう途中、道の駅えにわ花ロードを見学しました。
ニセコの道の駅ニセコビュープラザの改修・改装を検討する中、
人気の高い恵庭の道の駅はニセコビュープラザと似たところもあり
参考になりました。

4日午前中は福山醸造、苗穂醤油工場を1時間ほど見学しました。

北海道町村議員研修会が行われる札幌市のコンベンションセンターには
全道144町村議会議員、現在1631人、北は利尻・礼文、猿払村から
南は松前・福島町、東は羅臼町まで会場は千数百人の町村議員で埋め尽く
されました。研修の講演は以下の内容でした。
法政大学法学部 廣瀬克哉教授 「議会改革のこれから」
読売新聞編集委員 橋本五郎委員 「これからの日本の政治」

現在大多数の議会が改革に取り組んでいる中でニセコ町議会では
まだ“議会改革”の兆しは見えてきません。“改革”を実行するには
リーダーシップを発揮できる“長”の胸中にかかっていると言えます。
改革への一歩はまず議員間の定期的勉強会を開催することではないかと
思います。その必要性のマグマは確実に実行の機会を窺がっていることを
実感しています。

なお登別市議会は早稲田大学マニフェスト研究所が毎年行っている
議会改革度調査2013ランキングで全国1,444地方議会(全議会1,789
議会)中109位、北海道で第5位にランキングされています。