この鑿は 先日行った高幡不動骨董市で入手した。 2本で200円だった。 一本は鑿の穂先しかないが、実は柄を抜いて他の鑿の為に使ってしまった。 本来購入した時点では2本とも柄が有った。 手前の穂先だけの鑿は 銘 正弘で5分 後ろの柄の有る物は 銘 虎之助で 2分になる。 どちらも作りは雑や様なので 買って口金の部分を他に流用したいと思った。 この口金と言う物はなかなか手に入らないので、古い鑿をつぶして使う様にしている。 その積りで 安物の鑿を買うのだが 買って研いで見ると結構良さそうな物も有るので、他に流用せず そのまま仕立てて 保管する事が多い。 それで鏨は溜って行く様だ。今回も2分の方は そのまま使えそうなので 研ぎ直してそのまま保管する予定で居る。

