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大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0666 際鉋 銘 悦五郎 脇針自由定規付

2018-04-01 22:37:50 | Weblog
町田骨董市で購入した二丁目の鉋です。 際鉋右勝手で脇針と自由定規が付く物です。 下端に真鍮が貼り付けて有ります。 それは台頭側 取れかかっています。 だからなのか100円でした。 真鍮板は自分でエポキシで接着しました。 その後 木ネジで固定しています。ネジも真鍮ネジです。 刃は二枚刃です。 銘が見えないが悦の字が有ったんでてっきり悦榮だろうと思いました。 しかし見るとこれは悦五郎でした。 何となく橘五郎の山長鉋に似た文字です。 或は同じ作者かも知れない。 案外と研ぎ易い鉋刃です。 真鍮台は下端の調整が やり難いです。 鉄ヤスリで削っています。 まあ取敢えず使える程度まで直しました。もう少し刃の研ぎが必要です。多分段欠きに使ったのでしょう。 案外刃を出して厚く削り取る様な使い方だったろうと思います。 上手く使いこなせないです。 

0665 際鉋 右勝手 銘 不明

2018-04-01 22:02:22 | Weblog
今日は良い天気だ。 東京の桜も散り始めて もう見納めかな。 人手も多い様に思う。 壱の日で町田骨董市にやって来た。 ここも人でごった返している。 安い古道具を売る業者が居た。 そこで際鉋を二丁購入した。 その内の一丁がこれだ。 極普通の際鉋の様だ。でも尖がった帽子頭で 少し古い物かも知れないと思い買って来た。 台は前の持ち主が自作した物だろうか。 台上端の真中辺りに 節の跡が見える。 台屋ならこんな材料は使わないだろう。 刃幅45ミリの物だ。 かなり使い込んで有る。 一枚刃の仕立てになっている。台を見るとそれ程古い物では無いように見える。 台下端の刃口を見ると際を丸くえぐり取ってある。 多分こうすると 鉋屑の排出が詰まらずに スムースに出るのだろうと思う。 刃のガタツキを直したら 試し削りして見よう。 しかし刃の出と台の関係が微妙だ。 今のままだと刃先の左先端部分だけが削れて 刃幅全体には上手く削れ無い様だ。 刃先線の調整が必要かも知れない。 駄目そうに見えたが 修理したら案外使えそうな鉋だ。 銘が上手く読めないのは残念。 際鉋もこれで何丁目になるだろうか。