以前高幡不動骨董市で購入したこの鉋は 時々出して研ぎ直していたが、余り切れる状態にはならなかった。 原因は多分刃の角度を若干起こして研ぎ直しており、上手く研げて無いのだと思う。 こう言う時に鉋刃の研ぎ冶具が有ってこれで角度を決めて研ぐと 比較的綺麗に研げると思うが持って無い。 それに砥石の平面も完全に出て無いのだろうと思う。 長く研ぐとどうしても丸刃になり易い。 最近は中砥の種類を変えて 研いでいる。 少し状態は改善した。 まだ 薄くは削れて無いが それでも多少は見られる削りが出来る様になった。 これで更に研ぎ進めるともう少し良くなりそうだ。 現状は刃先に細かい欠けが残って居る感じだ。 廣貞鉋が悪いんでは無くて、私の研ぎが良く無いのだろう。 その日の気分や体調や色々な事が研ぎの結果に出て来る様だ。
先日入手した鉋刃の中で 良さそうなこの青柳鉋刃の台を作って見た。 今回も取敢えず1枚刃鉋にした。 台は京都から送ってもらった 樫の木を使った。 わりと掘り易い木だった。取敢えず あと5ミリ程度で下端から刃が出る手前で 止めて刃を入れて少しそのまま置いてある。 乾燥で台も狂うだろうし、少し時間を掛けて仕込む事にしている。 この台は約30ミリで少し薄くして有る。 白い肌だが ラックニスを塗り若干色が付いている。 暫く置いて 刃を仕込み削って見よう。 刃もまだ完全には研いで無いので試し削りはもう少し時間が掛かる。 これで まだ3丁台の無い鉋刃が有る。 これでは年内掛かるかな。 楽しみながらやろうと思う。
刃を仕込んで放置していたが、下端を均して 刃を研ぎ直して削って見た。 一応削れた。だが削り屑は切れぎれで駄目だ。 どうも裏が良く無い。 裏の錆が十分取り切れず光らない。 この裏の曇りが取れて 鏡の様で無いと 良い削りはまず無理だろう。 少し時間を掛けて刃を研ぎ直せば 切れると思う。 悪い物では無さそうだ。 少し安心した。(10/15)
刃を仕込んで放置していたが、下端を均して 刃を研ぎ直して削って見た。 一応削れた。だが削り屑は切れぎれで駄目だ。 どうも裏が良く無い。 裏の錆が十分取り切れず光らない。 この裏の曇りが取れて 鏡の様で無いと 良い削りはまず無理だろう。 少し時間を掛けて刃を研ぎ直せば 切れると思う。 悪い物では無さそうだ。 少し安心した。(10/15)
以前 私の住む住宅の近くに居た方で 引っ越して行った方から電話が有った。 以前買ったテーブルソーはもう使わないから 私にもらってくれと言う。 ホームセンターで購入した中国製と思われる安物の様だ。 色々お世話になった方だし、 高齢で色々持ち物を整理していると思うので もらう事にした。 縁側に置いてあり 少し錆は出ていたが、殆ど使った形跡は無い。 鋸刃も予備 1枚が付いて居た。 軸の径を見ると 15.8ミリと日本で使う丸鋸の 20ミリ径とは 違う様だ。 まあこの刃はチップソーなので 目立てすれば2枚で当面困る事は無いだろう。 回転をギヤで増速しているのか 結構うるさい。 まあ日曜木工を趣味にする人で 欲しいと言う人に やっても良いかなと思い、現在整備している。
先日安く買って来たダルマ玄翁は柄が一部裂けていた。 これじゃ駄目なので柄を付け替える事にした。 重い玄翁を見ると 割と細い柄を付けた物も有る様だ。 太めの柄と細めの柄とどっちが良いのだろうか。 今回は太めの柄を付ける事にした。 材は何だろうか。 良く判らないが、梅の木の枝の様にも見える材料だ。 バンドソーで外形を切り出して南京で削りだした。 柄は玄翁頭に八割入っているが、まだ外に出て来ない。 これで良いだろう。 使えば必ず緩んで来るから 更に打ち込めば良いと思っている。 取敢えず完成して使って見て使いずらければ、 更に削る予定でいる。