大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0622&623 際鉋2丁 銘 無し 

2017-06-01 21:36:26 | Weblog
際鉋もどうしても必要な場合も有る。 だけどこれが調整が難しい。 特に切り屑の排出が上手く行かない場合が多い。 今日は町田骨董市でこの2丁の際鉋を入手した。 黒く薄汚れた物で 2丁で500円と手頃な値段だ。 刃幅 38ミリ 全長は90ミリ程度有る。 右勝手と左勝手が揃っている。 銘は無い。 右勝手は少し使って有る。 やはり鉋屑の排出で苦労した様だ。 相当にいじって有る。 長年放置して有り 錆と埃がこびり付いていた。 古く見えるが 多分昭和の物だろう。 2丁揃いでて来るのも珍しい。 今回は 使う目的も無いので 軽く研いで整備して この古色を余り削り落とさず そのままに保管しようと思う。スクレーパで表面を擦り OILを塗れば引き立つ様だ。 よく手入れすれば案外切れるかも知れない。 
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反り台鉋を 小鉋へ改作

2017-06-01 21:13:40 | Weblog
この鉋は寄付してもらった道具類の中に入って居た。 反り台は余り使う機会が無いから 平鉋に改造する事にした。台は使い古しに鉋台を流用した。 この鉋刃は 裏刃だったと思われる。 それを切って作ったのだろう。  刃幅34ミリ 全長60ミリ程度か。 刃が薄いし 全鋼の様だ。 割と甘い鋼と思う。小鉋の方が台打ちは難しいかも知れない。 取敢えず完成して 木端を削って見たが 一応削れる様だ。 右側が反り台で以前の物で 左は今回作った小鉋です。 台上端が 穴だらけで少しみっとも無いかな。
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