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大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0456 二枚刃平鉋 銘 松弘

2013-04-02 15:14:02 | Weblog
4月になった。 町田天満宮骨董市に行った。 鉋3丁を 売っていた。 どれも状態は良くない。 値段は どれも千円だという。 台は割れているし 刃は錆びているし少し迷ったが、この鉋を買って来た。 買った二寸の鉋は 台頭に大きな割れが有り 台は使えそうも無いが、二寸は幅広鉋だし、プロの仕上鉋に使う物だろうから、そこそこ丁寧に作って有るだろうと思い買って見た。 しかし私の手では 十分掴み切れないが それもまた良しとた。 台は割れを釘を打って繕って有ったが、全然効いて無いので抜いて ボルトを入れて締め直す事にした。 それだけでは不十分なので 台下端に契りを2個入れて刃のなじみ部分の圧力で 膨らまない様にしてみた。 取敢えず刃も研ぎ直して この台で試し削りして見て切れそうなら 別の台を準備しても良い。 松弘は聞いた事の無い銘だ。 松の形に中に 松弘と刻印してある。 この雲の様な 岩のような 松の幹の肌を現すような模様は何処かで見て気もする。 それを頼りに探すと作った鍛冶屋を特定できるかも知れないが、今はまったく不明。 まあ暫くはこの鉋で楽しめそうだ。裏刃には梵字の様な物がある。 皆はこれ スキーしてるんじゃ無いのと言うやつもいた。