さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

八百長。

2007年01月31日 09時50分35秒 | ほろ酔い日記
んな事、あるのに決まっているだろ。
相撲だけか。
いったい、八百長の無い業界、世間はどこかに存在するか。
と、私は勝手に思っているだけなのですが。

千秋楽。
勝ち越してる力士と
7勝7敗の力士。
後者の力士の勝率は8割近い。
勝ち誇ったように、どうだ怪しいだろ。
得々と語る識者がいる。
口角泡と飛ばす問題かい。
もう、アホかと。

これが対戦すればねぇ。
どうしたって、力の入り加減、気力が違いますよ。
そりゃ、必死だよ、勝ち越しが掛かっているのだから。
この一番で、幕下に落ちる。
死にもの狂いになるのは当たり前。

一方、その相手はもねえ・・・・。
ここでムキになっても・・・・。
俺は勝ち越ししちゃっているし。
普通に考えてチカラは入らないぜ。
相撲社会という小さな村にいるのだもの。

だから、これを八百長とは呼んではいけない。
「おもいやり」と、言ってあげなければ。
農耕民族の美しい心根だと感動すら覚える。

国にも、何だか分からない
「思いやり予算」ってあるじゃない。
関係ないか?

第一、相撲を純然たるスポーツだ。
なんて人いるの?
相撲見物。
見物にいくものでしょ。
酒のんで焼き鳥たべて、キレイドコはべらせて。
ねえ。

この殺伐とした世の中に
ちょんまげの「相撲取り」が居る。
いいと思いませんか。
そんなに虐めて下さるな。
これが私の本音。

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