さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

6768歩。

2007年09月14日 10時21分58秒 | ほろ酔い日記
歩くには程よい季節になりました。
空気が軽くなった。
口の中でぼそぼそでは無く、
声を出して、噺をさらいながら歩く。
すれ違う人は怪訝な顔をし、振り返って私を見てる。
早くこの人から離れよう、てな雰囲気。
季節の変わり目には居るのよね、
刃物でも持っていたら刺されちゃうわよ、
小走りに去っていく。

不穏な散歩だ。
けどね、こっちにも理由があるのよ。
新しい入れ歯、しかも部分入れ歯。
総入れ歯ならもっとピッタリ来るのに。
週一で微調整しながら馴れなくてはいけないのだ。
サ行の音が微妙にずれている。
今まで、耳で聞いていた音とは違うのだ。
違和感がある分、マがズレル。
あくまでも感覚の問題なのだが・・・・。

もう暫らく時間が掛かるのだろう。
あ~、ガキの頃からしっかり手入れをしとけば良かった。
コツコツと真面目に王道を歩めばよかった。
お口クチュクチュですましてばかりだった。
って、今更だけどねえ。

麻生さんも策を弄さねば・・・・。
針のムシロだものね。
「嵌められた」
この一言で、福田さんか。


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