さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

「浮世断語」  三遊亭金馬

2013年02月07日 11時00分23秒 | おすすめの本
再読。
洞察力、物事の視点のするどさ、
深くて広い。
無駄が無くって分かり易い。
こんな素敵な文章があるのだ。
って、感心馬鹿な俺。

色物風なページ、駄洒落をいくつか
紹介であります。
こんな風なのが、お好みな俺。

「円歌両成敗」=喧嘩両成敗
「三木助きって駈け付ける」=いきせききって駈け付ける
「円馬舌の力持ち」=縁の下の力持ち
「おどけの顔もさん馬」=仏の顔も三度
「金馬志ん生に勝負勝負」=いざ尋常に勝負勝負
「小半冶からっけつ酒で虎」=牡丹に唐獅子竹に虎
「柳枝は法華」=宗旨は法華
「可楽寝ましょうよ」=早く寝ましょうよ

可楽寝ましょうよ、で爆笑したり、
師匠連の名と洒落が、
如何にもてな感じでニヤリと、
ではありますわ。

人様の。

2013年02月07日 10時45分11秒 | ほろ酔い日記
噂、人の目、評判。
どう見られているか?
そんな事ばかり考えて
右往左往、あたふた、してる。
ちょいとみっともない自分が居る。
もちろん商売柄、
ではあるが。
度を越すと見苦しい。
いずれにしろ、按配兼ね合いの
問題ではあるが。

この歳になって、カチッと
したもの、核、芯、根があるか?
それさえあれば、柳に風、
・・・・に、なるか?
独善思い込みを勘違いして・・・。
てな風にならぬ様心してである。

「浮世断語」読み込む予定。