さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

船旅・タガログ語編。

2012年05月28日 18時29分46秒 | ほろ酔い日記
「いらっさいませ~」
「おっはよ、ごじゃいます~」
脱力感満点のフィリピン人のボーイさん。

晩飯に紹興酒を注文。
沸騰しそうな熱いのを持ってきた。
ひと肌、ぬる燗、
っても分かりませんわ。

すると突然相方の泉たけしさん。
神妙な、おごそかなる雰囲気で、おもむろに、
「マリガムガム・マリガムガム」
呪文か?
突然、ボーイが満面の笑み。
やっぱり呪文だ。
すばやく「ぬる燗」を持って来た。
効くな~、呪文・・・・・。
では、無かった。
タガログ語で、ぬるいのをマリガムガムと言うのだそうだ。
ボーイ、仲間の様な顔しやがった。
急に「マガンダンガビ(こんばんは)」だと。
成田では中国人、
ケープタウンではフィリピン人に間違えられた。
国際的だわ俺

が、何故タガログ語知ってるのだ、泉さん?
恐るべし相方ではあった。