さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

ルーティーン。

2010年06月28日 11時15分40秒 | ほろ酔い日記
意識してないが、
普段通りにしていないと、どっか違和感が。
何となく気持ち悪い、しっくりこない、のだ。
新しい事に挑戦、とは違うのです、
って、あったりまえ、ですが。

とりあえずビールで、ぐびぐびぐび、
オシボリで手をぬぐい、
つきだしに箸をつける。
この一連の作業はお約束。

楽屋の着替えも、
ズボン(今じゃ、パンツってのか気持ち悪い)を脱ぐ。
ステテコ→肌襦袢→足袋(必ず左足から)。
着物を着て帳面を見ながら一服。
手順は数十年変わらない。
掌に扇子で人という字を三回、も、そう。
これを忘れると不思議と高座で落ち着かない。

先輩方を見ての刷り込みか。
慣れの心地よさがあるのか。
無駄の無い動きが効率的なのか。
何故だ?
と、考える事はルーティーンには入っていないのだが。