さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

5420歩。

2007年08月21日 11時30分04秒 | ほろ酔い日記
広小路夜、陽気な客。
降りて前座に稽古。
近くのカラオケ館の一室。
一つのビル全部がカラオケ部屋。
次々と客が吸い込まれていく。
小部屋が整然と並んでいる。
ウキウキする気分には程遠い。
淋しい人々の駆け込み寺風、中には一人の客も居る。

で、稽古。
なんか稽古という言葉をつかっては
申し訳ない思いになりましたわ。
やはり和室で着物で正座で緑茶で扇子手拭い・・・・・。
古いか俺。

若い子達には違和感が無いらしい。
それが良い事なのか、はたまたある種のカタチが
崩れていく予兆なのか。

ぼんやり稽古の後のプシューを飲りながら
考えた。
もちろん、そのカラオケ屋でね。
河岸を変えるのが面倒。
この夏のせいか。