さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

5612歩。

2007年07月24日 09時49分19秒 | ほろ酔い日記
上野の山。
梅川亭で家元を囲んで夏の寄り合い。
飲んで、喋って、笑って、落語や噺家の諸々。
痩せた、精神が、気力が、もう死ぬから、声が出ない、
と、分析をまじえながら・・・・。
元気に語っておりました。
まだまだ大丈夫。
そう思ってしまう弟子達。
むろん、当人の苦悩までは理解のほか。
おぼろげながら想像は出来ますがね。

俺が死んでも葬式など出すな。
密葬だけにしろ。
他人に迷惑がかかるから・・・・。
第一、坊主に呉れてやる銭がもったいない!
弟子一同大笑い。

噺家の寄り合いは皆、マが良い。
静かに聞く所、突っ込む所、ツボを心得た対処、反応。
これが噺家としての最低線の資質では無いかと、一人で得心。