さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

戦争を知らない子供達。

2006年12月08日 11時48分03秒 | ほろ酔い日記
「戦後処理は決着」したそうである。

「シベリア抑留基金」法案の廃止を衆院で可決。
抑留者の声。
「零下30度の世界を今の政治家は知らないのだろう」
「史上最大の拉致事件を忘れるな」
「奴隷労働の汚名を着せられたままあの世へ旅立つわけにはいかない」
「何故抑留が起きたのか与党は全く答えられなかった」
「抑留の基礎知識も知らない」

戦争とは?の想像力に著しく欠けているんじゃあるまいか。
湾岸戦争の綺麗な花火映像による影響もあるのか。
やたら勇ましい声を上げたがる今の首脳たち。

年寄りばかりで「票」にならない。が、本音か。

たいした金じゃない。
こういう事例の研究、分析は国の大切な役目でしょうに。

もっとも、この「平和記念事業団」。
家賃が一千万。
役員は「天下り」。

こんな事にまでも・・・・・・。
官僚のチカラ恐るべしである。


戦争で死ぬのは一般市民。
政治家の倅は絶対死なない・・・ってのはお約束だけど。
って、マジっぽいな私。
どんよりした雲がそう言わせるのだ。