小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

自然っぷりがすごいね

2013年03月01日 00時51分35秒 | 日記
2010年5月22日(土)(2歳1か月)


 また春奈がなかなか寝ない。

 寝室として使っている和室の中でころげ回って遊ん
でいる。いつものことだから放っておいたけど、何
やら言っている。

 一体、何を言っているのか、ちょっと気になって耳
を傾けてみると、

 「ヒッポはカバとちょっとちがう」

と、言っている。

 それを何度も。

 これは、ヒッポファミリークラブのオリジナルCD
『カバジン1 僕はなあに?』の中に登場するセリフだ。

 そんなところが入っていたのか。


 ヒッポでは、メンバーが集まるファミリーという場が
あり、ここでみんな、それぞれオリジナルCDの一場面
を口にする。
 
 このことをヒッポでは「歌う」という。

 場面を口にする、と言ってもその場面の意味までわかっ
ているわけではなく、とにかくCDのマネッコをするのだ。
 ちょうど歌でも歌う感覚で言葉を口から出すのである。

 そんなことで、いろんな国の言葉が話せるようになるの
か?と、不思議に思う人もいるだろうけど、ちょうど今の
春奈のようなものなのですよ。

 幼児が言葉を話せるようになる過程で、「カバはヒッポ
とちょっとちがう」なんて覚えて口に出す必要があるか?

 大人なら?が付くようなことを春奈は言葉を獲得する
過程でやっている。

 実はこれこそが自然な道筋なんじゃないのかな?

 それに、ヒッポではCDの場面を口に出して言ってみる、
と言っても、決して覚えてくるわけじゃない。

 何回も聴いているうちに、自然に体の中に入ってしまう
ものなのである。
 ちょうど、歌のメロディなんかを自然に覚えてしまう
ように。

 しかし、春奈はたった一言だけでも、体に入った音を
すぐに口に出すんやねえ。

 その辺が、乳幼児の自然っぷり、ってヤツなんかなあ。