2013年9月12日(木)(5歳5か月)
りえが、春奈に訊く。
「春奈たち、保育所からM幼稚園に行った?」
「行ったよ」
「やっぱりな。そこでラーメン体操やった?」
「あー、やったやった」
「最近M幼稚園からラーメン体操の歌が聞こえてくるねん。
こないだも小テストの時間中に、『ラーメン大好き♪ラーメン
食べたい♪』って聞こえてくるし」
(M幼稚園はりえの通う中学校のすぐ近くにある)
『ラーメン体操』は幼稚園や保育園でよくやっているリズム
体操のひとつだ。
ちなみに去年の春奈の保育園でやっていたのは『パワフル
キットちゃん』。
春奈の通う保育所では交流の一環として、近隣の幼稚園や
保育所を訪問する機会を設けているわけだけど、りえは春奈
たちがM幼稚園を訪れてラーメン体操をしたからM幼稚園でも
やるようになった、と考えているようだけどどうだろう?
初めからM幼稚園でもやっていたのかもしれないけども、
春奈たちが訪問した後からラーメン体操の歌が聞こえてくる
ようになった、というからもしかすると本当にそうなのかもしれ
ない。
しかし、僕たちが園児の頃にはお遊戯はあってもリズム体操は
なかったなあ。
リズム体操は幼児の発育にはいいと思う。
何しろ幼児は歌が好きだからね。
いや、逆だ。
歌の嫌いな幼児がいないのである。
大人なら、人前で歌を歌うことに抵抗を感じる人が少ないけど、
幼児はその抵抗がない。
それは、きっと幼児には言葉と歌が一緒のものだから。
大人が言葉を聴く時は、言わば単語や文章を聴いているような
ものだ。
しかし、赤ん坊は言葉のリズムや波、あと、日本語の「らしさ」を
聴いている。
だから言葉と歌の間に垣根はないだろう。
大人だって赤ん坊みたいに、言葉の意味など考えずに音楽として
言葉を聴くなら、きっとどんな国の言葉でも話せるようになるのだろう
けどね。
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