小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

怒りと哀しみの方向

2012年03月04日 00時19分48秒 | 日記
2008年7月3日(木)(0歳3か月)


 最近、春奈の指しゃぶりが激しい。

 チュパチュパ音を立てて指を吸ってる。

 指しゃぶりが楽しいのか、チュパチュパ音を立てるのが楽しいのかよくわからん。

 どちらにせよ、最近の春奈は、こと音に関しては事欠かない状態だ。


2008年7月4日(金)(0歳3か月)

 
 近頃の春奈は、ぐずることが多くなった。

 これは自我ができてきた証拠らしいけど、こと泣かれることに関しては成長を喜ぶ余裕
はない。あやすのに難儀する。

 それに、赤ん坊の笑いのツボってようわからんから、きのうこのネタで笑ったから
と言って今日もそのネタで笑うとか限んない。

 結局あやすために貴重な時間を費やしてしまうことになり、やりたいことが何もできな
いよ~、という羽目になる。
 
 どうやらこれはすべての親の悩みらしい。

 まだ春奈は扱いやすい方に属すると思う。

 もしも、赤ん坊になぜ泣いているのかを聞き出す方法を発見した人、または確実に
笑いのとれるネタを発見した人、そんな人がいたらノーベル賞やってもええんちゃう?
とさえ思えてくる。

 そして、僕は春奈をあやしながら考える。

 なんで赤ん坊の感情表現は「怒」も「哀」も泣くことなんだ?、と。

 もしかすると「怒」も「哀」も原因が同じだから?ベッドに寝かされると泣くのも、

 「なんで抱っこしてくれないの?」

と、いう感情が、僕たちに向っては「怒」になり、自分自身に向かっては「哀」になる。

 つまり「外」と「内」に対する感情だ。

 なのに、表現は両方とも泣くことだ。外も内も表現が同じ、というのが面白い。

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