小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

おまわりさんのお仕事

2018年10月22日 00時08分47秒 | 日記
2013年10月24日(木)(5歳6か月)


 単語の意味を理解するにはイメージが大切である。

 たとえば、僕自身の場合、幼い頃サラリーマンとセールスマンの
区別がなくごっちゃになっていた。

 これは、サラリーマンが何をする人なのか、セールスマンが何を
する人なのか、というイメージができなかったせいである。



 毎週木曜日の和泉中央ファミリーの帰り道、自転車に乗った
警察官がいた。

 それを見た春奈が、

 「フシンサがいないか回ってはるんやな」

 フシンサというのは不審者のことだ。まだ「フシンシャ」と
言えない春奈である。


 普通、子供が抱く警察のイメージと言えば、悪い人を捕まえる人、
とかじゃないのか?

 春奈にとって、おまわりさんとは不審者をいないか見回りをして
いる人らしい。

 それも間違ってはいないけども。


 実は春奈がそんなイメージを持っているのも理由がある。

 夏に保育所でお泊り保育があった時、夜におまわりさんが、

 「不審者はいませんか?」

と訪問してくれたからだ。


 つまりは、イメージというものは自身の実体験からくるものだ、と
いうことだ。

 言葉というものが、テキストなど目から覚えるより、人との会話の
場など耳から覚えた方が忘れないのも、「テキストを読む」という
体験よりも「人と話をする」という体験の方がよりインパクトの強い
体験だからである。

 だから、結局はいつも言っているように、人がいる環境によって
言葉が育つということなのである。

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