2012年10月18日(木)
春奈、近頃また鼻の調子が悪くて耳鼻科で
もらった薬を飲んでいる。
だいたい小さい子は鼻が弱い。
それは昔も今も変わらないのだろうけど、
少なくとも僕が幼い頃にはもう、鼻が詰まったり
すると親が耳鼻科に連れて行っていたような
気がする。放置はされていなかったな。
そのうちに「はなたれ小僧」という言葉も消滅
してしまうかもしれんな。
さて、春奈である。
春奈は割と真面目に薬を飲む方だけど、
時々いやがる。
今日も薬を飲むのをサボろうとするから
注意すると、春奈が答えた。
「おいしい薬きらい。苦い薬が好き」
最近の薬は飲みやすいように味をつけて
あるからねえ、って、言ってること逆やろ?
苦い薬の方が飲みにくいと違うのか?
しかし、春奈の言うことをよく聞くと、いくら味が
ついていてもジュースほどおいしくない中途半端
な味だ、それならまだ薬らしい苦い味の方が
飲まなきゃって気にさせる、と、そういうことらしい。
ホンマかよ、それ?
本当にそう思ってるのか?
薬をサボる言い訳じゃないよな???