![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/7a/82286faea6f7b4eb10a3411e635dd99c.jpg)
さくっと浅草シリーズを
終わらせるつもりだったのだが
またまた、朝陽を何度も拝んでしまった。
西山菓子店を出て向かった先は
前振りをさせていただいていた亀十だ。
私の体重をご存知な方が察するとおり
甘党の大酒呑みは和菓子にも目がない。
度々紹介されるたい焼きやらどら焼きの日記で
よくご存知なのだろうが、この亀十のどら焼きも
すごい和菓子のひとつなのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/b3/9f6c91cd01d1e3d5a881a0dbe7faa0b5.jpg)
80余年の歴史を持つ亀十は
雷門を背にして斜め左向かいにある。
岸朝子さんが手土産にしたい
和菓子として紹介したことも相まって
多くの方がすでに口にしたことがあるのだろうが
嫁にして日本一のどら焼きと言わしめる秘密を
ご紹介させていただこう。
(ちなみに私は日本一は大袈裟だと思っている)
こちらのお店の主なメニューは
有名特製 どらやき(白あん、黒あん)¥315
元祖黒糖銘菓 松風 ¥250
本家浅草名物 きんつば ¥160
浅草名物 亀十最中(白あん、黒あん)¥294
えんどう豆入 豆大福 ¥190
特製 大粒栗羊羹 ¥3,150
私は最中ときんつば、
松風と黒あんのどら焼きを
食べたことがあるのだが、
嫁の大好物の黒あんのどら焼きと共に
白あんのどら焼きをお土産にさせていただいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/7a/82286faea6f7b4eb10a3411e635dd99c.jpg)
自宅に戻り
踊り狂う嫁を尻目に
さっそくいただいてみることにした。
亀十のどら焼きの特徴は
なんと言ってもこの生地だろう。
普通は焼いた綺麗なカステラ面を
表に使用するものなのだが、
ここの家ではそれを逆にする。
個人的には熱で生地の微妙な糖度が
ザラッとした膜になったカステラが
好みではあるが、ふわっとしていて
それでいて優しい甘さの亀十の生地のファンが
世の中に沢山いることは
口にすればよくわかるのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/a1/77195e0fcfb740b279e855fb91f29420.jpg)
バクリとやると・・・
旨い!
白いんげんへの味付けは
黒あんよりもちょいとばかし甘めに
つけられているのだが、
それでも甘すぎる部類ではない。
ここのどら焼きのポイントは
あんと生地の両方の甘さが
口に一緒に入って丁度良いという
バランスの妙なのだろう。
結果は黒あんの方がそのバランスの妙を
存分に楽しめるものと感じてはしまったが、
十二分に美味しいどら焼きだった。
¥315という価格は
どら焼きにしては高い部類なのだが
ここのはズシリとでかい。
浅草に来た際には
必ず口にするべきものなのだろう。
ちなみに、最近嵌っている和菓子は
たねやの「ふくみ天平」という手巻き最中だ。
こちらもそのうちご紹介するだろうが
和菓子好きなら一度ご賞味あれ。
美味しいどら焼きを
ご馳走様でした。
亀十
〒111-0034
台東区雷門2-18-11
TEL03-3841-2210
10:00~20:30
第1・第3月曜定休
有名特製どらやき(白あん)¥315
甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★☆☆☆☆
・・・おっ、お代官様ぁ!甚平に愛のムチを・・・
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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
それでは明日もお会いしませう
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