銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

浅草 西山菓子店にて「まんじゅう」をいただきます

2009-06-02 19:09:24 | 上野・茗荷谷・浅草・南千住

今半本店で牛丼を食べ終え
お腹の具合と相談すると、
当然のようにまだまだ戦えると帰ってきた。

蕎麦でも食べようかとも思ったのだが
雷門の向かいに渡り亀十や西山菓子店の並びへ・・・

そう、甘味で〆るという訳だ。

亀十のどら焼きは
泣く子も黙る嫁の大好物。

一人で喰ったと知られた日には
以降3ヶ月は晩飯抜きの極刑を
申し渡されてしまうので、
お土産という名の貢物にそいつは回し、
手前の茶屋で腹の足しを得ることにしたのだ。



西山菓子店。

創業嘉永五年だというこのお店、
嘉永と言われてピンとこなかったので調べてみると
なんと1852年だ。

150余年の歴史はハンパじゃない。

幼き頃に雨の中
1度だけ入ったことのあった
このお店の暖簾をくぐってみた。

席に着きメニューを広げると
ご覧のように甘味が一面に広がる。



宇治金時アイス¥500に
相当に食指が動いたのだが
最終的には福々まんじゅう¥260を
注文させていただいた。

店先の湯気の立ち昇る蒸篭から
手際よく盛り付けられて運ばれて来たのがコチラ。

これが西山菓子店の
福々まんじゅうだ。



まんじゅうを割るとご覧の通り。

パクリとやると・・・

ちょうど良い。

何が良いのかと言えば
餡子と皮のバランスだ。

見た目の写真以上に
皮が厚くあんこが少なめに感じられるこの饅頭。

ちょいと控えめな分
饅頭として味わうのには
餡子を食べているのではなく
しっかりと饅頭を食べさせてくれた。

甘さの加減は
小豆の甘さを残した
すっきりとした甘さで、
2つばかし盛られた皿の上は
一瞬にして無に帰った。



こちらのお店。

店の中に座ってみると
対岸の雷門側の喧騒とは打って変わって
浅草をじっくりと眺めることができる。

仲見世のせわしさに疲れたら
こちらに渡ってゆっくりと休むのには
もってこいのお店なのだろう。

何よりも150余年の歴史は
1度味わってみるべきだろう。

ご馳走様でした。

西山菓子店
台東区雷門2-19-10
TEL03-3841-5945
10:00~20:00
水曜定休

福々まんじゅう ¥260(2個)

甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★☆☆☆☆

・・・おっ、お代官様ぁ!甚平に愛のムチを・・・

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   それでは明日もお会いしませう


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