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シャンソン

2016-06-11 00:41:48 | 観劇
昨日行ってきた、サエコさんご出演のシャンソンコンサート。
共演は、元花組トップのぺーさん、その相手役だった若葉ひろみさん、ノルさん、シビさんこと専科だった矢代鴻さん、そしてサエコさん。
とてもメンバーに恵まれた、素敵なコンサートでした。

何がすごいって、ぺーさんと若葉さんの、「琥珀色の雨にぬれて」から「セラヴィ」が聴けるなんて!!
伝説の、あのクロードとシャロンが目の前にいる~!!と大感激♪♪
当時、すでに宝塚を観てはいましたが、残念ながら「琥珀」はナマでは観れず、ビデオで観たのみ。
あれから31年だそうですが(!!)、当時そのままの佇まい…。
若葉さんのために書かれたシャロンだということが、すごくよくわかりました。
自由で、奔放で、華やかで、強くて、しなやか。
「琥珀」の次には、「愛あれば命は永遠に」。
うわぁ~ナポレオンとジョセフィーヌ…。
ノルさんが、初舞台の作品だとあとから仰ってましたが(爆) 。
ぺーさんと若葉さんのデュエットが聴けるなんて、以前聴いて大感激したミネちゃんとマイマイさんの「エルアモール」と並んで、最高の贅沢です。

極めつけの、コンサートのラストには、ぺーさんの「そして今は」。
もう感動で泣きました。
ミネちゃんが「愛の旅立ち」なら、ぺーさんは「そして今は」が絶対。
ぺーさんは素敵なドレス姿(半ドレス半パンツみたいなお洒落なお衣装でした)で歌っておられるのに、浮かぶのは、びしりとキマった黒燕尾のお姿…。
花組の黄金時代、あの花組をつくり、先陣を切ったのがぺーさんなのだと、思い出させてくれる、本当に素敵なお姿でした…。

シャンソンコンサートだったのも、ぺーさんらしさが全開になって幸せでしたね。
ぺーさんといえば、「メモアール・ド・パリ」。
ビデオが擦りきれるほど観て、大好きだったこのショーは、まさしくシャンソンであふれてました。私の聴き覚えたシャンソンは、ほとんどがこのショーの曲。
コンサートでも、その曲をたくさん歌ってくださったので、すごく楽しかったです。

ノルさんも、変わらぬスタイルの良さに、なんてお綺麗なお姉さま♪♪
軽快な曲から、しっとりした大人の曲まで、さすが芸達者。
ノルさんは、あえて男役の風情は出さず、大人の女性としての綺麗さカッコよさを見せてくださるのが、ノルさんらしくて大好きですね♪

シビさんは、もうさすがとしか言えない…。
どの曲も圧倒されるくらい素晴らしく、それでいてトークの面白さも天下一品(笑)。
お客さんどころか、バンドの皆さんまで大笑いしてましたよ~!

サエコさんも、やはりシャンソンとなれば、芝居心で歌ってくださるので、すごく良かったです。
感情の濃い曲ほど、情念がこもるので、サエコさん向き(笑)。
「声のない恋」は、感動的でした。
以前、「ピトレスク」で中川アッキー君が歌ってた曲ですよね。
ぜひぜひ、もっといろんなシャンソンに挑戦して、いつかライブでもしてくださったら嬉しいなぁ。


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