趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

日記を書いてる時間がない(汗)

2006-10-18 00:48:04 | Weblog
とりあえず、「AKURO」の歴史レポの第一稿は書けました。時代背景の抗争史が中心。舞台を観てから、伝承とか安倍~藤原への流れなどもまとめようかとは思ってるんですけど。

雪新公も観てきましたが、ミーハー感想を書きたいと思えども、時間がない(苦笑)。
とにかく、緒月さんが超カッコいい~~♪♪
くらま君がだんだん面白い役者に成長しつつありますね。次回の「エリザベート」新公も、観たくなった・・・。

図書館で「陸奥甲冑記」借りてきました。高橋さん、熊谷さん、そして澤田さんと、三者三様の視点の小説ですね。頑張って「甲冑記」読破します。
そしたら次は高橋さんの「風の陣」かなぁ?アテルイより前の話で、「火怨」に出てきた天鈴とかの若い頃のお話なんですよね。

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日ハム優勝

2006-10-12 23:57:55 | Weblog
惜しかったですね~ソフトバンク。うずくまって頭抱えてた投手・斉藤の姿が、印象的です。
せめて1勝でもして、福岡へ行って欲しかったなぁ。もつれこんだ方が面白いし(苦笑)。傍から見てるオリックスファンの勝手な言い草ですけど(爆)。
次は日ハムと中日の日本シリーズ。パ・リーグに頑張って欲しいですけど、中日の方がバカスカホームラン打ってる印象が強いです。日ハムは投手力と‘つなぐ’野球というイメージ。まぁパ・リーグ全体がそうですけどね。
少なくとも、阪神の優勝が消えた時点で関西経済の活性化はなくなりました(笑)。優勝するのとしないのとで、確かに経済的な勢いが違いますから。それは関西に住んでたらものすごく感じますね。

野球話はこれくらいにして・・・今日はコムちゃんにお別れしてきました。
来週から「AKURO」の東京通いが始まるので、雪組の本公演を観られるのはこれが最後(新公は観に行きますけど)。
私はコムちゃんがトップになってから好きになったので、やっぱり退団は淋しいですし、ラストの大階段を昇って行く姿には、ほろっときました。ラストソングの荻田先生の歌詞が、またいいんですよね~。「夜明けまでまだ時はある 朝焼けはまだはるか彼方 こぼれ落ちていく砂時計・・・」うろ覚えですけど、こんな感じでぐぐっと来ちゃって・・・。
アップテンポでガンガン踊ってるコムちゃんを見てると、すごくヤンさんを思い出しました。クールで、硬質で、でも内側は熱くて。思えば、ヤンさん世代の最後のダンサーだったなぁと。
リカさんのラストステージを観た時も、ナツメさん世代の最後のスター&ダンサーだったなぁと思いましたが、どんどん懐かしい時代の面影を残すスターさんが減っていくんだな~と、淋しくなってしまいました。

舞台は、お芝居は理屈を追うことはやめて、個々の表情に集中。その中で、みずせ君もようやくチェック(笑)。
コムちゃんとまーちゃんの天空のダンスは、本当に綺麗。このシーンのためだけの作品だなぁとつくづく思います(爆)。
ショーは・・・ショーだけでいい、もう一度観たい(爆)。特に後半の盛り上がりが好きなんですよね。やっぱり荻田先生って、メンバーの本質を突いて上手く構成してくれるので、観れば観るほど味が出てきます。
コムちゃんのラストバウ「アルバドロス」も、DVD欲しいんだけど・・・現在は財政難で手が届かず(汗)。ううう・・・冬のボーナス待ちかぁ(爆)。

「AKURO」まであと一週間。
ニフティHPのインタビュー画像を全員分見ましたが、かなり部分部分が見えてきて、面白かったです。
それぞれの歌稽古シーンがちょこっとずつ入ってるんですけど、歌詞を聴いてなるほど~と(笑)。田村麻呂役の今さんが、インタビューで「美しく逞しく」という(田村麻呂の)表現がある、と仰ってましたが、それを歌ってるのがサエコさんなんですね~(笑)。アケシは自分から田村麻呂に惚れてついてったってことなのか!?(爆)
駒田さんのイサシコ、平澤さんのオタケも、イメージが見えてきました。
史料と照らし合わせてみると、謝先生がどの役にどんな役割を振っているかが透けて見えてきて、かなり楽しみです。
それに謝先生、かなり高橋克彦さんの小説に影響されてると見た(笑)。「火怨」と「炎立つ」は読んでおられますね。「風の陣」はどうだろう?
あとはNHKの「ライバル日本史」で桓武天皇VSアテルイをやった時の資料(高橋さんも参加)と・・・御伽草子その他いろいろな伝承からも、かなり引っ張ってきてると思われます。‘安倍高麿’の名前も出所発見(笑)。
レポまとめなきゃ~と焦りつつ、まだようやく半分。初日までに某所へ送ることができるといいのですけど。


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突然野球ネタ

2006-10-10 23:58:24 | Weblog
中日のセ・リーグ優勝が決まりましたね。周囲の阪神ファンがぐずぐず言ってますけど。
パ・リーグは明日からプレーオフの決勝が始まります。さぁ日ハムが勝つか、3度目の正直でソフトバンクが逆転優勝するか。
思い出せば2年前、1位だったソフトバンク(当時はダイエー)は2位の西武に優勝を奪われました。それを、「飛鳥夕映え」東京千秋楽の翌日、飛鳥へ遊びに行ってそのままホテル泊した時に、翌日の運動会に向けてせっせとポンポンを作りながらテレビで見ていたのを思い出します(苦笑)。
そして昨年も、ソフトバンクは1位ながら、またもや2位のロッテに優勝を奪われ・・・。なかなかに男前な選手の多いソフトバンク、その男前たちが雁首そろえてじっとうなだれている姿は、気の毒ながらも絵になってました(爆)。
男前といえば日ハムの小笠原選手は、モロに私好みの渋々の男前っ♪古武士の風格漂うというか、そのまま時代劇に出てもOK~☆というきりりとした日本男児(笑)。
対してソフトバンクの選手陣は、顔立ちの整った爽やかスポーツマン系が多い。試合内容だけでなく、見た目も楽しい対戦になりそうです(笑)。

ちなみに、我が家はオリックスファン(爆)。
もともとは阪急ブレーブス時代に父がファンで、オリックスになってからは母がイチロー君のファンになり、それ以来ずっとオリックス一筋。とはいえ、ここ数年の低迷で、応援はしながらも自虐的傾向に陥りつつあるので、却ってソフトバンクやロッテなどを見ている方が、気楽に男前を応援できて、母は楽しいらしい・・・(笑)。
イチロー君に落ちる前は、ストライクとボールの区別もつかなかった母が、今では「高めのいい球を見逃した~!」とか叫ぶようになったのにはびっくりですけど(笑)。

今年は高校野球でも、斉藤王子と田中君とで盛り上がりましたが、その田中君が来年から楽天に入ってくるそうなので、(いきなり1軍で出てくるかはともかく)またまたパ・リーグは面白そうです。来年こそ何とかしないと、オリックスは楽天にも抜かれるぞ~っ!(自虐)

え、セ・リーグ?・・・我が家はパ・リーグファンなので、あんまり見ないですねぇ(苦笑)。
周囲にやたらと阪神ファンが多いのは、地元なので当然なんでしょうけど。とりあえず、巨人と阪神だったら、阪神頑張れ~という程度ですね。

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大して書くことはないんだけど

2006-10-09 23:47:28 | Weblog
昨日大劇場へ行ったので、ようやく「ミュージカル」をゲット。
「AKURO」座談会を読みましたが、短いわりに内容が濃くて、謝先生の方向性、出演者それぞれの役割が見えてきて、面白かったです。
だから‘安倍’なのか~!とか(笑)、そういうところから引っ張るか~!とか、参考書はあの辺だね~とか、マニアな視点で見えてくることもあり(爆)、執筆中の歴史レポのまとめ方にも、いろいろ参考となりました。というか、調べなきゃならないことが増えちゃった・・・(苦笑)。

カシオの新しいカタログが出ているというので、今日の仕事帰りに探してみましたが、いつも必ず最新版を置いているお店にも、まだ出てません。・・・関西が遅いだけなのでしょうか。でも、最新機種の説明書は置いてあったのに。肝心のサエコさんのカタログだけないなんて~(汗)。

そろそろ、月組全国ツアー半田公演の観劇に向けて、場所など調べ始めました。名古屋から、直通電車なら30分余りで行けることが判明。ただし、30分に1本の電車。あと全ツで困るのは、ホールの周りに食事場所があるか、または昼公演と夜公演の間で時間をつぶす場所があるか、ですね。
名鉄知多半田駅、地図を見ればとりあえずコンビニとちょっとしたお食事どころならちらほらある・・・みたい。2年前の彦根みたいなことはなさそうかなぁと(笑)。
あとは、東京から名古屋へ戻ってくる算段をしなければ(爆)。なんで「AKURO」の真っ只中に愛知公演なんだろう~(汗)。ゆうひさんの中大兄のためですから、仕方ないですけど(大爆)。



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情報が小出しだ・・・

2006-10-06 23:58:52 | Weblog
そういえば、先日「スウィート・チャリティ」をドラマシティへ観に行った時、劇場に置いてあるチラシで「エリザベート」来日コンサートを発見。サエコさんのほかのゲストも載ってました。
東京メンバーは、ノルさん、リカさん、サエコさん、そしてちずさん。リカさんだけ日付限定で、あとのメンバーは東京公演には全てご出演とのこと。
一応はトーク・ゲストとのことなので、サエコさんにとっては気心知れたメンバーばかりでちょっとホッとしました。雪宙花メンバーだと、あまりご縁のない方も多いのでトークが厳しそう~と心配してたんですよね(苦笑)。
でも、ほんとにトークだけだよねぇぇ?(爆)ウィーン・キャストと並んで歌うなんてこと、ないですよねぇぇ???(大爆)
でも、トークの合い間にゲストメンバーだけで歌うとか、ありえそう・・・。一応、トート、フランツ、ルキーニと揃うわけですし、ちずさんならゾフィだけでなくエリザベートだって歌えるでしょう。
・・・年明け早々、お正月明けのイベントなので、仕事の都合上、聴きに行くのはほぼ不可能(汗)。本当に私、サエコさんのトーク・イベントには縁が薄いなぁ(溜息)。
せめてスカイステージとかで、ゲスト出演部分だけでも放映があればいいのですけど。

東京のコンサートには行けないですが、年内の大阪でのコンサートは一応チケットも取れたので、仕事の都合がつけば行く予定です。
大阪のゲストは、ズンコさん、ガイチさん、みどりちゃん(日付限定)、ちずさん。何となく、歌ってくれと言わんばかりのメンバーなので、やっぱりトークだけじゃないのでしょうか。
とはいえ、あくまでもメインはウィーンの来日キャストですけど(苦笑)。

TSの「AKURO」ブログを今日も覗いてみると、10/6に通し稽古、とありました。
あと少しですものね☆サエコさんのアケシが楽しみです。それに向けて、私もそろそろ東京行きの準備(交通&宿泊)をしなくては。先日「黄金の刻」で往復したばかりで、何だか実感もないしのんびりしすぎてるかも。

ようやくエミシ・レポに取り掛かり始めましたが、やっぱりまとめにくい・・・。どこからどこまで書けばいいか、抗争の歴史自体は長いので、かなり苦労してます。いきなりアテルイ&田村麻呂から入っちゃうと背景がわからないし、背景ばかり書きすぎると肝心の二人にたどり着けなくなりそうで(汗)。
しかも今の私の頭の中、東北をうろうろすると、毎日見てる再放送の「独眼竜政宗」の時代に飛んで行ってしまう(爆)。
政宗の時代を見ていると、そこから遡れば室町、南北朝、北畠顕家の時代にちゃんとつながっていくんですね~♪有名な政宗の名は、ご先祖の九代目政宗からもらったものだとか。顕家の時代に南朝に仕えた伊達行朝は、数えたら四代目になるらしいとか。ほかにも、政宗に滅ぼされた畠山氏は、足利につながる名門の家だな~とか、南北朝抗争にも名前のあった武家が戦国でも同じ東北で争ってたり、ついつい思考回路はその方向へ・・・。
あ、でも古代東北を調べてても、志波柵の地名はずっとあとの鎌倉時代に足利の一族が預かったので、その一族が斯波を名乗ったとか、つながっていくものはあるんですよね~。
田村麻呂だって、ご先祖を辿れば蘇我氏に近い東漢氏ですし。蘇我蝦夷が、東北のエミシを飛鳥の都へ呼び寄せて歓待したなんて話もあるそうですし。
歴史って、どんどんつながっていくから面白いんだな~と、改めて思います。

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「AKURO」情報

2006-10-05 23:52:20 | Weblog
おととい発売になった「ミュージカル」、まだ買えてません(汗)。
ジャスコの本屋にもダイエーの本屋にも売ってない・・・歌劇やグラフ、「Top Stage」まであるのに、なんでだろう??今度大劇場へ行った時に買うしかないか・・・。

TSファンデーションミュージカルのHPを久々に覗きに行ったら、「AKURO」の配役が載ってました。
サエコさんのアケシには、お兄さんと許婚がいるらしい。エミシのグループの中にイサシコの名前が挙がってるところからすると、イサシコがエミシの長の立場になってるということか?ちなみにイサシコは、アテルイやモレと一緒に対大和戦争で活躍した人物だったかと思うのですが。アテルイたちの処刑後にエミシを引き継いだという設定なのかも。
「ミュージカル」掲載記事は、大人数の座談会ですし、その辺りの具体的な内容が見えてくるかな~?とは思ってるので、早く読みたいのですけどねぇ。

気が付けば、「AKURO」初日まで2週間を切りました。レポが全然できてません(大汗)。せめて時代背景だけでも、まとめたいと思ってるのですけど。
でも厨子王君のおかげで、なんか頭の中がエミシに飛ばなくて・・・(苦笑)。厨子王君だって、成長して陸奥国司になってるんだし、東北に縁がある~と思ってはみるのですけど、でもあのお姿と激しい立ち回りを思い出すと、ついつい正行の方にイメージが行ってしまうんですよね~(爆)。



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少しずつ

2006-10-04 23:58:31 | Weblog
サエコさんの厨子王、思いつくままに感想など。
開幕していきなり中央から現われたのが厨子王君で、まずそれに驚きました(笑)。もう出てくるの!?
でも、童水干の少年姿、しかも文使いの時みたいなウサギちゃんではなく、ちゃんとポニーテール♪言っては何ですが、そのおトシでその姿が似合い過ぎってところが、驚異的(爆)。
でも、少年役で一人でいると、そう大きくも見えないのに、母親の佐久間良子さんとか安寿の常盤貴子さんとかと並ぶと、やっぱり大きいんですね~!だから、成人して烏帽子姿になると、ほんとすらりとして立派な青年公家。里見浩太朗さんと並んでも、烏帽子の高さ分背が高いし、あの大舞台の主役として、綺麗にハマってました。
常盤さんがほんと小っちゃくて、すぽっとサエコさんの腕の中に収まっているのを見て、思わずエミクラちゃんを思い出しましたね。

お芝居が丁寧なのは、サエコさんですから当然ですけど、その上でやっぱりサエコさんらしいな~と思わせて下さるのは、あのスリル感(大爆)。
盛り上がってきて、クライマックス近いぞ~という時に、やって下さいました。母上から父の形見だと授けられた短刀、狩衣の懐から中の帯に差し込まなきゃならないのに、入らない!(苦笑)後ろ向きに入れようとしてるんですけど、引っ掛かっちゃったらしく、かなり長い間奮闘しておられました・・・。その間は、林与一さんの山岡太夫が台詞をしゃべっていらしたのですけど、台詞が終わったら今度はすぐ立ち回りに突入。短刀は、厨子王君の懐から少しはみ出ている・・・(汗)。動き回っている間、落とさないかとハラハラしました(爆)。しかも、山岡太夫を倒したあとは、そのまま山椒太夫との立ち回りにも突入。短刀をしまう間がない!・・・NHKの映像で、アングルとかで上手くごまかしてくれるといいのですけど(苦笑)。
もうひとつ、すごく激しい大立ち回りをこなされ、父である山椒太夫との間の葛藤もあり、汗と涙で、目もとのお化粧が赤く流れ落ちてきちゃったんですね~(汗)。でも、ずっと出ずっぱりで一瞬でも引っ込む間がなく・・・血の涙、と思えばそれもあり?とはいえ、TVカメラのことを思うと、やっぱり観てるこちらとしては動揺してしまいます(苦笑)。1度きりのイベント、撮り直しができないのは、コワイですね~。

でも、その1回だけの作品に、体当たりで思いっきりぶつかったサエコさんの度胸と精神力には、本当に感服します。だからこそ、あんなにたくさんの拍手をいただけたのでしょうし、共演者の方々にもすごく可愛がっていただいたみたいで、サエコさんにとって大きなプラスになったと思います。
それにしても、よくぞこんな大仕事を引き当てたな~と、サエコさんの運の強さも、改めて思いましたね(笑)。

もともと、私は原作の「山椒太夫」は読んだことがなく、映画版も見てませんので、あんまりお話は知らないんですね(苦笑)。
まあ、鏡の大王だの魔王だの錬金術だの、というのは今回の創作だというのはわかりますけど、山椒太夫が最後どうなっちゃうとかは知らないんです(汗)。
今回の「黄金の刻」では、錬金術で安寿が甦ったり、それも父から子への試練だ~と言われても、????って思っちゃって、今ひとつ山椒太夫が何をしたかったのかわからない脚本ではありましたね。
厨子王君が実際の主役として動いてる中で、山椒太夫に重心を置こうとするのはそもそも無理があったのでしょうけど、それならもっと単純に割り切って、悪に取り付かれた父を息子が救う、でまとめても良かったんじゃないかと思いました。山椒太夫の思想的な面(悪の中から善を生み出す錬金術)を主張させようとするから、不思議な展開で強引な結末へ持っていかざるを得なくなったのかと思ってしまいます。
とりあえず、ファンタジーとして考えた時に、これはこういうものだとして、深く突っ込まずに大まかに内容をとらえるようにして見れば、自分の中で都合よく解釈できないことはないかな~と。
演じている側は、おそらくは脚本の通りに無心に演じているので、却ってそれが脚本の矛盾を上手くカバーできていると思います。
里見さんも佐久間さんもそこはベテランでおられますし、脚本に忠実にというのはサエコさんの昔からの芝居スタイルですから。場面場面として観た時の、父子母子のやり取りは、やはり感動的でした。

・・・つらつら書いてたら、とっ散らかった感想になってますね(汗)。まとまりがなくてすみません(苦笑)。
とにかく、サエコさんの男役でしかも日本物の主演作を、もう一本観られるという奇跡に近い僥倖を得られことは、本当に嬉しかったです。しかも映像にまで残るとは。
サエコさんの厨子王は、ファンとして誇りに思える役ですね。観れば観るほど、サエコさんって稀有な役者さんだな~という思いを新たにします。

厨子王を観て、ますますサエコさんの楠木正行が観たかったという思いにかられます(苦笑)。しかもあの少年姿!父の正成との桜井の別れ(正行11歳)、誰か子役(?)に任せようと思ってましたが、本人でも全然OKだなぁ(笑)。

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スウィート・チャリティ

2006-10-02 23:52:37 | Weblog
サエコさんより先に、こっちの感想を書いちゃいます。でも、ガイチさんもいらしたけど、やっぱりジュリさんを観ると、76期って・・・(笑)と思ってしまうんですねぇ(爆)。

ガイチさんとジュリさんがご出演でコメディ、しかも「ラヴ・レターズ」でサエコさんのお相手だった岡田さんもご出演。観たい~でもサエコさんの「黄金の刻」の翌日は仕事が~~(汗)と思ってたのが、意外に突然休みになり、ラッキー☆と当日券で観ることができました。
お話は簡単。恋愛運のないヒロインのチャリティが、何度失敗してもメゲずに幸せを掴もうと奮闘する、というもの。身を売る商売をしながらも、お人好しで能天気で素直な性格で、ひたすら突っ走っていくのが、可愛くもあり、歯がゆくもあり(笑)。
ヒロインを演じた玉置成実ちゃんは、ミュージカルが初めてということで、体当たり且つ素直にチャリティを演じていて、お芝居としての技術は拙いながらも好感は持てました。
歌手なので、歌になると‘歌そのもの’になってしまい、芝居歌にならないのは仕方ないのかも。でも、確かに歌は上手いですね。
ジュリさんとガイチさんは、チャリティのシゴト仲間で友達。キラキラ派手なミニスカートで、ジュリさんはピンク、ガイチさんは黄色に緑の装飾品。鬘も凝ってましたね~(特にガイチさん!/笑)。
ま~お二人とも、細~くて長~いおみ足で、成実ちゃんはもちろんほかのダンサーの皆様と比べても、スタイルの良さは歴然(笑)。改めて、すごいな~と思いました(爆)。特にジュリさんはタッパもあるし、こういう舞台では見栄えがして得ですね☆
ジュリさんは気のいい姐さん。ガイチさんはどちらかといえば現実主義者、という感じ。恋に失敗してばかりのチャリティを、励まして応援してます。
並んで踊ってるのを観ると、ジュリさんの方がやはり女役慣れしてますね(笑)。カッコいいけどちゃんとキュート。ガイチさんの方がまだまだ男前(笑)。ガシガシ歩いてました(爆)。

男優陣は、チャリティの憧れの映画スターに石井一孝さん。チャリティにプロポーズする真面目な会計士に岡田さん。脇ではチャリティたちのお店の店長に赤坂泰彦さん。
石井さんが、カッコつけだけどちょっと崩れてる(笑)落ち目のスターで、すごい可笑しい~!(笑)チャリティがブロマイドにサインをお願いすると、あのお声で「ヒゲのある方?ない方?」と訊ねる間がサイコー☆
岡田さんは・・・ヘタレっぷりが似合いすぎ(大爆)。でも、悪気がない分、一番アンタがひどい男だーーーっ!!・・・と思いました(笑)。あそこまでいったんだから、ハッピーエンドにすればいいのに、最後の最後で逃げてっちゃうなんてヒドイ~~(汗)。・・・でもそんな岡田さんのオスカーを観ていて、つい「ラヴ・レターズ」のアンディを思い出しました。そういや彼もどちらかといえばそういうタイプだった(苦笑)。

ボブ・フォッシーの名曲がたくさん挿入されてて、歌のミュージカルというよりダンスミュージカルですね。でもちょっとダンスシーンが長くてダレる場面も。本来なら、屈指のダンサーをずらりと揃えてやる演目なのかな、とは思いました。その点、ジュリさんとガイチさんはさすがピカイチの華とダンス力が備わってるな~と改めて思いましたね。お二人の居るシーンと居ないシーンでは、迫力が段違いでした。

で、能天気に公演を楽しんだあと、終演後にアフタートークがありました。参加者はジュリさんとガイチさんと赤坂さん。
15分くらいの短いトークでしたけど、大爆笑の連続で楽しかった~っ♪
ラジオのDJなどもしていらっしゃる赤坂さんが、自然と司会役になり、もっぱら赤坂さんからジュリさんとガイチさんにいろいろ質問する、という形になりましたね。
大阪公演ということで、宝塚出身のお二人にはなじみが深い、というお話で、ポンポン飛び出す爆弾発言(笑)。
ちょうど隣りの梅田芸術劇場で、月組が全国ツアー公演中ということで、ジュリさんとガイチさん、前日の公演の一幕が終わった幕間に、劇場内の通路を抜けて舞台稽古中の月組楽屋に遊びにいらしたんだとか。たった15分しかない幕間、しかもキャバクラ嬢のキンキラ超ミニお衣装で、「おらおらおら~っ!!」と乗り込んで行ったらしい(爆笑~!)。
大阪、という話題で、ジュリさんが大阪出身だという話の流れになり、大阪のどこ?と訊かれたジュリさん、「箕面っていう所ですけど~大阪の山奥です!」ってオイオイ(爆)。「滝と~猿ですね!」・・・ジュリさ~ん、事実だけどそれは紹介の仕方が違うから~!(笑)ガイチさんが「もみじも有名ですね~」と助け舟を出して下さったにもかかわらず、「そう、もみじの天ぷらとか!」とあくまでも庶民的なジュリさん。箕面の猿はそこら中に普通にいるんですよ~と言って、終いには「私もその猿の一匹だし!」(大爆)
男役から女優になり、苦労するのは歩幅や台詞回しなど、ついガサツになる、と仰るのはどのスターさんたちも同じですけど、ジュリさんの「つい客席に向かって目でナメちゃうんですね~!」といきなりガーッと流し目飛ばしたり、「背中に哀愁漂わせちゃうんですよ~」という発言に、赤坂さん「じゃあやってみて下さい」と(笑)。ジュリさんとガイチさん、(何度も言うけど)キンキラキャバクラ嬢のお姿のまま、客席に背中を向け、ガッツリと立つと、肩越しにフッ☆とポーズをキメて下さったのがもうサイコー~~♪♪たとえどんなお衣装だろうと、ええ、とってもカッコいいお姿でございましたっ!!
今回の舞台のお話では、主演の成実ちゃんが18歳ということで、ジュリさんとガイチさん声を揃えて「すんごい可愛いぃぃ~っ!!」・・・オヤジ発言です、お二人とも!
ポスターも超ミニスカートでの撮影だったので、赤坂さんがお二人の度胸というか思い切りのよさに感心した、ということを言われると、ジュリさん「アレね~最初はもうちょっと長くて中途半端な長さだったから、いいや、やっちゃえ~ってもっと短くスレスレまで丈を折って撮影したんですよ~!このトシで今さら、ねぇ~?」と豪快に仰ったのに対し、ガイチさん「そうだったの~!?私は初めからあの丈だったわよ~!?」と若干の葛藤(笑)が見え隠れするようなお答え。
いやもう、本当にいつまでも聴いていたい爆笑トークでした☆素ではじけまくってるジュリさんと、一応は女優らしくしなきゃ~と気を遣っているのが見え隠れするガイチさんと、どこへ転がるかわからないトークをきっちりとコントロールして下さった赤坂さんとで、これだけでも観に行った甲斐がありましたね(笑)。




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そーいや・・・

2006-10-02 01:12:37 | Weblog
某所に「黄金の刻」のレポを書いていて、ふと思いました。
このストーリーって、スター・ウォーズに似てる・・・(爆)。
父と知らずに対決して、斬られて高所から落ち、父と知ってからは戦えずに剣を抜かず、父はその息子の姿に改心して善を行い、死んでいく。
ファンタジーの王道といえば王道でしょうけど。ラストの展開はちょっと強引でしたね~(苦笑)。山椒太夫の心情の流れが今ひとつ理解できない(爆)。

まだまだ余韻が続いてまして、いろいろ反芻してると却って感想が書ききれない(笑)。
ぼちぼちと、書いていきたいですけど。

日曜は急遽仕事が休みになり、ジュリさんとガイチさんご出演の「スウィート・チャリティー」をドラマシティで観てきました。アフター・トークも付いて大爆笑だったので、また次回にでも書きますね(苦笑)。
隣りの梅コマもとい、梅芸では「あかねさす」もやってましたが、すごいサバキ待ちの人だらけで、あっさり諦めました。ま、愛知で観るし~。

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ただいま~!

2006-10-01 00:49:32 | Weblog
わずかに午前様ではありましたが、無事に帰宅。
東京でお世話になった皆様、ありがとうございました。

さすがに一日がかりで疲れたので、詳細報告は後日にするとしまして・・・それでも、ひと言だけ言いたい!!
サエコさんのファンでよかった!!これだからサエコさん大好き~~っ♪♪
「黄金の刻」、実質的に主役だったのは厨子王でした。まさかこれほどの大役とは思わず、ただのイベントだし~と侮っていたのは大きな間違い!
立派に芝居、それも壮大なスケールの大舞台!!
そこで、男役として、立派に大役を果たしたサエコさん、本当にお疲れ様でした。
男役の主演作品を、1本新たにプレゼントされた気分・・・嬉しくて、幸せでした。
カーテンコールで、サエコさんの名前も知らない大多数の一般の観客からの、ひときわ大きく響いた拍手・・・本当に、嬉しかった・・・。
年末に、NHKBSでの放映も予定されているとのこと。
あの厨子王君は映像にも残る!・・・本当に、良かった。

私の元気の源は、やはりサエコさんだと実感した一日でした。

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