趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

ANJIN

2010-01-23 23:56:47 | Weblog
観てきました。
そういや私、藤原竜也君をナマで観たのって初めてでした。蜷川さんの舞台とかでよく観るイメージがあるけど、実は藤原君の出てた蜷川作品は観に行ったことがない(爆)。
作品は、外人の役は外人俳優さんが、日本人役は日本の俳優さんが演じて、日本語と英語が入り乱れ(字幕付き)で結構大変。字幕見ながら舞台観るのって、疲れます。
その中でさすが、徳川家康を演じた市村さんは見事でした。飄々とした狸オヤジぶりと、どんと構えた人物の大きさと、そして天下を統一した者の孤独と悲哀。ラストの病床の家康は、感動的でしたね。
按針=アダムス役を演じた俳優さんは、イギリスでは有名な俳優さんらしい(無知)。
でも、故国イギリスと日本との間に立って苦悩する姿など、按針の立場の難しさと故郷を失った哀しみがよくわかりましたね。
これまであんまり深く考えてなかったけど、日本へやってきた外国商船でも、カトリック(スペイン・ポルトガル)とプロテスタント(オランダ・イギリス)ではかなり立場も違うし、お互い対立してるから敵対心も大きかったんですね。そういうものに巻き込まれないためということも、鎖国の一因になったわけか。
藤原君は、カトリックの宣教師でアダムスの通訳、しかももとは北条家の武士という、複雑な役(苦笑)。日本語と英語をよどみなく話す役者魂はさすが。すごく頭の良い役者さん、というイメージはありますね。
客席にはやはり、藤原君ファンと思しき女性も多かったです(笑)。

そして肝心の植本姫。
最初の登場は島津義久。薩摩弁の堅物爺さん役。鎧姿でも登場。
そして細川忠興。家康から褒美の槍をもらい、そのあとは足軽。
平戸の商館で小坊主として英語をしゃべり、遊女として真ん中で踊り、そして最後は徳川家光で登場。
いや~さすがの七変化(笑)。
英語も見事だったけど、やっぱり姫の本領は遊女と家光でしょう。
遊女は可憐で色っぽくて愛らしい。姫の女形姿、好きだなぁ。
で、最後の家光役は、このためにこの作品に呼ばれたのか~と。
少年家光でしたけど、ちゃんと少年、なおかつ冷徹な凄みがある。ああいう役をやると、ほんと姫はピカイチ。
カーテンコールでの、無邪気な少年のままだった姫が、めちゃ可~愛~い~~♪

次はコムちゃんのダンス・アクト「MATERIAL」ご出演ですけど、オギーが姫にどんな役を当ててくるか、ものすごく楽しみです!
ブログによれば、先日かつらの採寸があって、どんな役をやるか大体わかってきたとのことでしたけど・・・。

観劇前に梅田のキャトルへ。予想通り、星組の舞台写真が発売されてました♪
一番期待していた、ともみんの女役ショットはなし。が~ん・・・あんなにキュートなのに勿体な~い!
ともみんのショットは、お芝居とショーと1枚ずつ。ゆずる君は、ショーのショットが2枚。え、お芝居はないの?
真風君はあるけど、るりか君はなし。う~ん、残念。
れおん君は正統派にカッコいい写真が多いけど、私の好みに合ったのは、スチール写真ではなくポケットスチールでした。ショーのスーツでバッチリなタイミング。
「ル・サンク」も発売されてたので買ってきました。こっちのほうが、あらゆる写真が豊富。るりか君も、こっちなら一人写りが掲載。やったね!
でもやっぱり、ともみんのあの姿はない。カメラマンの取り損ねか失敗か・・・肝心の場面じゃないか~!(ジタバタ)東京で発売されることを願います。

明日は大劇場へ当日券探しに行ってきます。

コメント
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