趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

水都物語

2007-03-21 23:47:01 | Weblog
今日、NHKのハイビジョンで、「水の三都物語」という番組がありまして、新聞の朝刊で何気なく番組内容を見ると、京都、飛鳥、江戸、となっている!
京都と江戸はわかるけど、なんで大阪でなく(大阪も水の都だ!)飛鳥なんだ~!?と思いつつも、飛鳥と聞けば見ないわけにはいかない。どっかとTVの前に腰を据えて見てました(笑)。
番組内容としては、京都と飛鳥に関しては、何年か前に特集したNHKスペシャルの再放送もしくは再編集放送と、その合い間に数名のコメンテーターで話をつなぐ、というもの。江戸のみ、新たに制作した特集版となっておりました。
飛鳥の番組は、平成13年の飛鳥の苑池発掘と、そこから推測される飛鳥の治水・水利事情等の紹介。もとは2時間番組だったのを、1時間40分に縮めた再編集版とのことでしたけど、かなり内容も充実していて、面白かったですね。
平成13年といえば、まだ私が飛鳥にハマる前(サエコさんにはハマってましたけど)。見覚えのある風景とは、樹の大きさとか緑の広がり具合なんか、ちょっと違う感じかな~?なんて思いました(笑)。
でも、発掘調査の密着ドキュメントなんて、滅多に見れるものでもないですし、発掘作業の手順や、発見されたあとの調査など、考古学の先生方の積み重ねの努力に、改めて古代ロマンの壮大さを思い知らされた気がします。
京都、江戸のそれぞれの特集も面白く、その番組を見るだけで、今日一日が終わってしまいました(苦笑)。
それぞれの場所の地下水脈や河川等を、最大限に利用した昔の人の知恵って、すごいですねぇ。地下の水脈、それが地上に湧き出るポイント、さらに全体の地形、それらをちゃんと押さえて、昔の人はそれぞれに利用する術を心得てたんですね。
最近はCGが発達して、地上の地形はもちろん、地下の水の流れまでもCGで映像化して見せてくれるので、すごくわかりやすい。
地図や地形図を、歴史の舞台と重ね合わせて見るのが好きな私には、その点でも今日の番組はすごく面白かったです。
そんな風に、南北朝時代の合戦の陣形とかもCGの立体映像で見てみたいなぁ・・・(爆)。

話は飛んで、数日前に「時宗」が読み終わったので、ようやく蝦夷たちを描いた「風の陣」の続きに戻ってきたのですが、やたらと話のテンポが良くて、一気に読み進めてしまい、あと残りわずかのところまできました。
「火怨」でアテルイたちをバックアップした物部天鈴が、まだ若い青年で謀略に飛び回ってるのが、あまりに楽しくて面白い(爆)。なんといっても、そのやんちゃぶりとエラソーな態度と切れる頭脳とが、やっぱり私って、こういう人物をついつい気に入っちゃうんですよね~(笑)。
現在のところ、「風の陣」は今私の読んでいる3巻目で止まってて、続巻は待たなければならないのがつらい。ここからどう「火怨」につながっていくのかも気になります。
勢いで、もう一回「火怨」も読み直そうかと思えてきました。ぱらぱら覗くと、天鈴が若いころのことを思い出して語ってる部分もあったりしますし。

「時宗」は、大河の「北条時宗」が週一放送で進まないこともあって、原作とドラマとは全然違うと思いつつ読み終わりました。あとは、大河の方で大人の配役になるのを楽しみに待つばかり。
とはいえ、子役時代の時宗と時輔もすんごく可愛いので、惜しい気もしますけど(爆)。
・・・っていうか、最近私ってば、可愛い男の子にばかり目が行ってる気が・・・(大爆)。
植本姫が出演すると聞いてチラ見しているTVの昼ドラに出てくる男の子も、すんごく可愛いんだなぁ~(笑)。
いわばタニちゃんも可愛い男の子系だ~と思うと、私の好みがオバさん化してきたんだろうか??と思ってしまいます・・・(汗)。
いかんいかん・・・ちゃんとシブ好み系も確保して(?)おかなくては。

そういえばNHKの時代劇(大河とはまた別)で、この春からのラインナップがHPに載ってたのですけど、なかなか豪華な顔ぶれ。
新撰組の土方でブレイクした山本君主演の作品や、佐藤浩市さん主演で藤沢周平作品とか、驚いたのが来年1月予定の野村萬斎さん主演の「鞍馬天狗」!
「鞍馬天狗」なんて・・・古~い白黒映画しか知りませんけど、それを萬斎さんでとは・・・想像しにくい分だけ、却って興味が湧いたりして(笑)。
とりあえず、まだまだ私の時代劇ブームは止まらないようです。


コメント
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