さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃんの妹さん二人が来てくれました

2019-07-11 22:43:34 | 生活の一場面
さっちゃんは5人姉妹弟のいちばん上です。
三女は九州に住んでいますが、彼女以外は全員東京。
その二人の妹さんが今日のお昼、我が家に訪ねて来てくれました。

「お昼は持ってくるから、心配しなくていいから」とは電話で伝えられていたんですが、
いろいろと立川のデパートで食事を買って来てくれていました。
量もたっぷりで、今晩の僕たちの夕食はその残り物で十分賄えたほどです。
他にも海苔やらインスタント味噌汁やら、お土産も。
有難うございます。

ワインも1本持って来てくださって、お昼から嗜む贅沢時間!
四女のK子さんも飲み始めたので、「あれ? いいんですか?」と聞くと、
今日は車で来たのではなくて、電車とバスを乗り継いで来たんだそうです。
慣れてなかったでしょうから、大変だったでしょうね。

さっちゃんも楽しそうでした。
食事自体は小食なさっちゃんですから、僕の3分の1も食べていないと思います。
でも、妹さんたちとの会話は楽しそうでしたね。
K子さんはさっちゃんの喋ってる言葉を何故だか分かるようですね。
まあ分かると言っても、ほとんど分からないのは同じなんですけどね。
さっちゃんが1回喋ると、その中から理解できたひと言をピックアップして、
「じゃあ、こうこう・・・・だってこと?」とさっちゃんに聞くんですね。
どうもそのK子さんの理解は合っているようで、さっちゃんも続いて喋るんです。
そのさっちゃんの喋りに対してK子さんがまた同様に反応するんです。
そんなやりとりが数回続いたんですが、そうするとさっちゃんの話しの内容が分かるんです。
すると、さっちゃんの話している内容は至って普通なんだということも分かるんですね。
言葉が上手く出ないだけであって、喋りたい内容自体は失語症と関係なく普通なんですね。

遺伝的にも近しい妹さんですし、会話力や共感力が男性より優れていると言われる女性ですから、
こんなやりとりが出来るのでしょうか?
以前も同様なことがありましたから、K子さんの能力でしょうか?
神様は僕にはそんな能力を与えてくれないんでしょうか?
コメント
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