さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

犬のパ◎チがさっちゃんの気を紛らせてくれました

2018-04-10 22:38:49 | クライミング
日曜日は日和田へ行き、岩登りのトレーニングをしました。
YYDの山行です。
基本的ザイルワークをマスターしてるはずのSS木さんとT橋Aさんは、
二人で組んでリード&フォロウ&懸垂下降を繰り返してもらいます。

僕は岩登り2回目のK野さんに基本のザイルワークを今日は理解してもらうつもり。
さっちゃんも一緒にトレーニングします。

さっちゃんの全盛期は僕よりクライミングは上手でした。
でも、大怪我をしてからは右足があまり曲がらなくなりましたから、登れなくなっています。
それでも、10年ほど前まではけっこう上手かったものです。
でも、数年前からだったでしょうか、ぐっと下手になってきました。
最近は年々、月々、下手になってきてますね。
それが本人にも分かるんでしょう。
少し難しそうな岩場にはトライしたがりません。
自分が登れないことに、不満を口にします。

一昨日の日曜日もさっちゃんを登らせようと、いろいろ声をかけますが、
なかなかその気になってくれません。
やっと1本登るといった感じです。
K野さんへの練習メニューもありますから、さっちゃんばかりも構っておれません。

さっちゃん、「登れないし、もう帰る」と漏らします。
そんな時、救ってくれたのは犬のパ◎チ!
T橋Kさんの愛犬です。
パ◎チはご主人様が離れた場所にいると、寂しそうにじっとしています。
さっちゃんはそんなパ◎チの姿を見ると、
パ◎チの具合がどこか悪いんじゃないかと思うらしく、
僕に「来て、見て! パ◎チがどこか悪いと思う」という気持ちを僕にぶつけるんです。

さっちゃんはそんなパ◎チのそばに付き添ってあげてました。
パ◎チがさっちゃんの心を受け止めてあげてたんですね。


▲易しい岩場のリードが出来るようになったK野さんが上でさっちゃんを確保してくれています。さっちゃんも3級くらいの岩場ならまだなんとか登れますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする