さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

間に合わなくて漏らしてしまいましたが、そのあとさっちゃんは何も聞いてくれません

2020-03-29 22:47:22 | トイレ・排泄
先日の木曜日のことですが、この日は何も予定がないのんびりした日。
ゆっくり起きてから僕は洗濯をし、朝食はブランチとなりました。
さっちゃんを朝食の準備が出来てから起こしました。
食事も出したもの全部食べてくれましたし、薬もキチンと飲んでくれました。

食後しばらくして、さっちゃんは布団の中へ。
僕をしきりに一緒に寝ようと誘うのですが、僕はまだやることがありますし、布団に寝転がる気分でもありません。
で、さっちゃんは一人で布団の中に入って休んでいました。
お昼なのでさっちゃんだってそんなに寝れるわけもなく、起き出して来ました。

ちょうど僕は歯磨き中で、さっちゃんはいつものことですが僕のそばにすぐに近寄って来ます。
歯磨きが終わり、さっちゃんの歯磨きもしてあげなくちゃと思っていたそんな時。
急にさっちゃんが下腹部を押さえ始めて慌て出します。
これはもうおしっこですね。
僕は急いでさっちゃんをトイレの便器へと押しやります。
さっちゃんは押されていることに怒ります。
僕は構わずズボン、ズボン下、パンツと脱がせます。
さっちゃんは勝手に脱がされていることを怒ります。
僕はさっちゃんの肩を掴んで押し下げ、さっちゃんを便座に座らせます。
さっちゃん、猛烈に怒ります。

おしっこは少し出ました。
すでに、半分ほどは漏らしていたようです。
さっちゃんのスリッパを脱がし、靴下を脱がし、ズボンを脱がします。
ズボン下とパンツは一緒に脱がして、その二つはお風呂場へ持って行き、バケツに入れ、お湯を入れておきます。
念のため、ズボンも洗濯カゴへ。

トイレのさっちゃんをトレぺで拭いてあげ、お風呂場へ手を引いて行こうとすると、来てくれません。
嫌がって抵抗します。
抵抗とは肉体的物理的なものが主ですが、僕への悪態も当然付随しています。
下半身素っ裸のままダイニングの方へ行こうとします。
僕はさっちゃんを引き留めようとしますが、今度はそれに抵抗します。
僕はやっぱりお風呂場へ連れて行って下半身をシャワーで洗ってあげなければと思うのですが、強烈に抵抗されます。

これまで同じようなことがあった際に、さっちゃんは素直に風呂場へ入りシャワーで洗わせてくれていました。
今日はどうしてこんなに嫌がるんでしょう?
分かりません。
2、3度こんなことを繰り返し、僕はさっちゃんをシャワーで洗うことは諦めました。

ダイニングへ行ってしまったさっちゃんを、僕はお湯で濡らして絞ったタオルを持って追いかけます。
下半身をタオルで拭く作戦です。
丁寧に、タオルの面も替えながら拭いてあげます。
もうすぐ拭き終わるころになって、さっちゃんは「冷たい」と言って拭かれることを拒絶。
あと少しだったので、僕はちょっと強引に拭いてしまいました。
当然、さっちゃんは怒ります。

そのまま布団の方へ。
僕は追いかけて「ちゃんと着替えるよ」と呼び止めようとするのですが、
さっちゃんは下半身裸のまま布団の中へ潜ってしまいました。
まあ、もう綺麗に拭いたし、仕方ない、このままほっとけ! と僕は諦めます。
しばらくすると、さっちゃんは起きて来て僕のそばに来ます。
でも、まだ怒ってるようで、僕がパンツを穿かせようとすると、布団の中に逃げ込みます。
この状況が続いても、とくに困ることもないので、たいして問題ではありません。

だいぶん経って、起きて出て来たさっちゃんは怒りの感情をすでに忘れ去っていました。
そうなると、素直にパンツ、ズボン下、靴下、ズボンと穿いてくれました。
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