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さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃんが老健へ戻ることになりました

2023-11-02 21:17:47 | 介護老人保健施設(老健)

10月24日(火)10:08でした。

さっちゃんの入院している病院の相談員さんから電話が入りました。

この時、僕は天覧山の最下部岩場に到着したころでした。

毎回そうですが、病院からの電話は緊張しますよね。

 

相談員の黒Nさんからの電話でした。

内容は、

さっちゃんの痰の吸引の頻度が下がったこと。

以前は2時間おきくらいだったのが、数時間おきでも良くなったようです。

そして、

このレベルの痰の吸引ならば、I老健で受け入れることが可能だと言われていること。

この2点でした。

介護医療院の方はなかなか空きが生じないので、すぐと言う訳にはいかないそうです。

I老健は長くさっちゃんがお世話になった老健で、さっちゃんのことをよく知るスタッフも多くいます。

その点でも安心ですし、実は今年になってI老健は今さっちゃんが入院しているT病院の経営傘下に入ったのです。

なので、老健にいる中で状態が悪化すると、T病院と連携が容易なんだと思われます。

その点も安心材料ですね。

他にも、詳細については僕は詳しくないのでよく分からないのですが、

老健の半年縛り(長くても6ヶ月間しか居ることが出来ない)も厳しくなくなったと言われました。

黒Nさんの口調からはI老健を終の棲家にしても良さそうな口ぶりです。

まあ、以前も要介護5のケースでは半年縛りは猶予されるようなことを聞いてはいましたけれどね。

 

黒Nさんとの話が終わってから、I老健のS田さんに電話を入れました。

黒Nさんから聞いた内容を確認できました。

 

翌日、その内容をケアマネのT口さんにも報告。

自宅介護の可能性はほぼ消えていますから、T口さんのお世話になる機会はもうないのでしょうけれど、良くしてくださった方ですから一応の報告です。

 

10月26日(木)の10:23、T病院の相談員黒Nさんから再び電話がありました。

さっちゃんの退院が決まったというのです。

いきなりなのでビックリです!

しかも、翌日の午前10:30です!

入院費の残高の支払いと介護タクシーの費用の準備、着替えの用意等を言われました。

 

翌日は朝10時に病院へ行き、まずは入院費を精算しました。

入院費に関しては6月からの5ヶ月分をまとめて支払いました。

「請求書が来ないなぁ~」と不思議に思っていましたが、それほど気にも留めず、5ヶ月も経っていました。

その辺りのことを事務の方に聞くと、請求書はさっちゃんの方へ渡っているそうなんですね。

さっちゃんの居た療養病棟の事務の方だか担当看護師の方だかが、僕同様ののんびりした方だったんでしょうね。

入院費を5ヶ月分まとめて支払うと少しですが衝撃的ですね(笑)。

3~5月分は請求書を受け取って支払い済みだったのにな~ぁ。

療養病棟のナースステーションへ行き、さっちゃんの着替えを渡します。

 

介護タクシーの方(女性)も来て、さっちゃんが病室から出て来るのを一緒に待ちます。

ストレッチャーに寝かされて来ると思っていましたが、さっちゃんはリクライニングの車椅子に横たえられて来ました。

病院玄関へ介護タクシーの方と向かいます。

▲10:37。介護タクシーの中です。さっちゃんはおよそ8ヶ月間入院していましたから、こんなのに乗せられてガタガタ揺れながら移動することに、不安を抱くのではないでしょうか? 目を見つめていてあげたかったのですが、シートベルトを外せませんから、手も握ることが出来ません。

 

▲10:48。I老健に到着しました。今年の3月6日にここから救急搬送されて以来の帰還です。

 

▲10:54。さっちゃん、何を思ふ。I老健の玄関ロビーです。ここで抗原検査(だったかな?)をして、陰性が判明するまで待たなければなりません。冬は結構寒いです。まださほどではないとは言え、さっちゃんには寒いかもしれません。この後、体にかける薄手の毛布を掛けてもらいました。

 

陰性だと分かると、館内に入ることが出来ました。

車椅子に乗ったままで体重を計ります。

28kgくらいでしたが、服や毛布等もありますから、どれくらい正確なんでしょうね?

さっちゃんは階上の部屋へ行き、僕だけが残ります。

リハビリ担当の方と話し、医師とも話しました。

それぞれ必要書類にサインもしました。

最後に相談員のS田さんと話し、書類へのサインもしました。

 

いろいろと足りないもの、口腔ケア用のスポンジブラシや靴などは30日の月曜日に持って行きました。

しばらくは必要物を購入して持って行くことが続くでしょうね。

衣類等は僕が洗濯して、持って行くようにしました。

老健でやってもらうことも出来るのですが、以前と同じように僕が洗濯することとしました。

さっちゃんの衣類を洗濯することで、さっちゃんの様子をほんの少しでも感じることが出来るんです。

消毒してビニール袋に入れられて戻って来る寝巻きがあると、便だか尿だかをオムツの外に漏らしたんだなと分かります。

入浴のたびに着替えるようですから、入浴の回数も分かります。

通常通り週2回入浴しているのか、何らかの理由があって週1回しか入浴できなかったとかも、何となく伝わってくるのです。

洗濯物の授受は数少ないさっちゃんとのコミュニケーションなんです。

 

面会はこれまでの病院よりは厳しくなってしまうようです。

月に2回、ガラス窓越しの10分間だけの面会になるようです。

部屋まで入って、直接会うことも出来ていたそうですが、新型コロナやインフルエンザの感染拡大の状況下、厳しくなったそうです。

感染状況が改善されると、直接会うことも可能になることでしょうね。

 

今日は洗濯物を受け取りに行ったりしています。

明日はそれを洗濯する予定です。

新しいさっちゃんとの日常が始まりました。

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