さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

自宅介護実現へのスタートが切られた気がします

2022-10-11 23:55:34 | 介護老人保健施設(老健)

今日11日、I老健で面談がありました。

まずは最初に、さっちゃんの最近の体調報告があります。

栄養摂取ですが、胃瘻造設後400kcalしか摂れなかったのですが、最近から600kcal摂れるようになったそうです。

600kcalで嘔吐することなく順調に摂取し続けることが出来たら、800kcalの実現も近いのではないでしょうか。

その他、体温、心拍数、血圧、排尿、排便も安定しているそうです。

排便はもちろん便秘症のさっちゃんですから、毎日という訳ではありませんが、薬と浣腸のおかげもあって順調なようです。

は窓から差し込む光を眺めて、さっちゃんの機嫌が良さそうだとS田さんには感じられるそうです。

そんな時に浮かべる笑顔がとても素敵だと、S田さんは今回もおっしゃってくださいました。

そう言われると、僕まで嬉しく幸せな気分になってしまいます。

ただ、夕方になると疲れて来るせいか、少し機嫌が悪くなることもあるそうです。

さっちゃんが「も~~っ」と、ちょっと不機嫌なふくれっ面のような感じを出してくるんだそうです。

S田さんはそんなさっちゃんの様子を見て、「なんて可愛らしいんだろう」と思うんだとか。

僕はそんなことを言ってくださるS田さんのことが好きになってしまいそうです。

 

話はお腹に設置された胃瘻のペグのことに移ります。

胃瘻造設後、最初の3ヶ月1回目のペグ交換をするのが普通だそうです。

ですから、来月ですね。

その辺りのこと、どうするのかを病院に聞いてみてくれるそうです。

ちなみに、2回目以降は半年ごとになるのだとか。

 

さらに、ついについに、僕への介護トレーニングの件が話しに登場しました。

さっちゃんの体調が安定したらそのトレーニングが始まるとは言われていましたから、そろそろだろうなとは思っていました。

来週の18日(火)からスタートします。

週に1回、毎週火曜日です。

夕方のその日2度目の栄養摂取の際に、その方法を教わるようです。

午後3時15分に行き、抗原検査を行なって、陰性なら3時半からさっちゃんのところへ向かうことになるそうです。

栄養摂取前の口と鼻からの吸引、胃瘻のペグと栄養バッグ(多分)との接続、その他にもいろいろあると思います。

栄養の与え方と吸引の他には、オムツ交換、口腔ケア、車椅子への移乗(その逆も)、車椅子での正しい姿勢の維持等々。

僕が学ばなければならないことは数限りなくあるようです。

僕のマスター度合次第でさっちゃんが自宅に戻って来れるスケジュールが左右されます。

「普通、どれくらいでトレーニングが終了するのですか?」と聞いてみました。

「さっちゃんはいろいろと大変ですから、1ヶ月半か2ヶ月くらいでしょうか」との返答。

頑張らなくてはいけませんね。

 

その他にも検討しておかなければならない課題はたくさんあるようです。

自宅訪問して、我が家のさっちゃん受け入れ態勢を見たりもするようです。

いろいろと準備するつもりだった部屋の模様替えも、結局一切手を付けていません。

介護ベッドを置く部屋を過ごし易いように片付けなければなりません。

そのためには、最初にまずもうひとつの部屋を片付けて、不要な家具を処分しなければなりません。

今度こそ、タイムリミットもぼんやりと見えて来ていますから、ちゃんとやらなければと思います。

 

動きだしました!

さっちゃんが我が家に戻って来ます!

僕のことを覚えてくれているでしょうか?

最初は人にも環境にも慣れないことと思います。

我が家に馴染み、僕を受け入れてくれたら、どれほど嬉しいでしょう!

コメント
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