さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

俄かには信じ難いですが、嬉しい情報でした

2022-04-02 22:43:39 | 肺炎
昨日電話があって、「さっちゃんのオムツとパッドが不足しているので持って来て欲しい」とのことでした。
僕は2時前に家を出発し、自転車に乗って多摩川土手を走って向かいました。


▲13:52。さっちゃんといつも散歩していた基本周回コースの桜並木です。

さっちゃんと一緒にこの桜を愛でたかったですね。

災害医療センターまで50分くらいかかりました。
土曜日なので裏の方の入り口から入ります。
ナースステーションでさっちゃん担当の看護師さんが来てくれます。
オムツはs~Mサイズなのでいいのですが、パッドはちょっと大き過ぎるかもしれません。
頻繁にパッドは交換しているみたいですから、排尿目安は2~3回分でいいのでしょうが、4回分のワイドサイズでした。
看護師さんは「大は小を兼ねるので、大丈夫ですよ」と言ってくれます。
オシメもパッドも余ったところから貰ったものなんです。
有難いですね。

今週、S口先生から胃瘻造設手術に関する説明を受けましたから、説明を受けたことの確認書と同意書にもサインしました。
災害医療センターで手術しないと思いますが、サインはするんだろうなと思っていました。

サインし終わってから、さっちゃん担当の看護師さんに訊いてみました。
「最近のさっちゃんの様子はどうですか?」
すると、体温は36度台後半くらいなんだそうです。
朝起きた時に37度に近いことはあるそうですけれど、一時期に比べると安定してますね。

「リハビリもしていますよ」と看護師さんが言います。
手や足を動かしているそうです。
固まってしまわないためなんでしょうね。
「動かそうとすると、嫌がったりすることもあるんですよ。意思表示するんですよ」とも。

「痰の吸引は今でも2時間おきくらいに行なっているのですか?」と訊いてみました。
すると、吃驚する返事が返ってきました。
「痰の吸引は今はほとんどやってませんよ」
え~~~っ!?
「1日に何回くらいやってるんですか?」
「3回かな。食後のたびにですね」

その3回も食後の口腔ケアで口中に水が残るので、それを吸い取っているだけのようです。
カテーテルを喉の奥までは入れずに、口の中だけのようです。
鼻腔からの鼻水の吸引も行なっていないそうです。
それは実質、痰の吸引はしていないと言うことなんでしょうか?

あまりにも衝撃的な嬉しい情報ですから、僕は簡単に信じる気にはなれません。
重度の肺炎からは脱却できても、軽度の肺炎は残り続けると言うことでしたから、誤嚥は繰り返されているでしょうし、痰も溜まり続けるはずだからです。
これが本当であってくれと、祈る気持ちですね。


▲15:57。帰路も同じ桜を撮りました。


▲15:58。少し霞んだ青色の空を背景に輝くような桜でした。
コメント
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