さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

今日のさっちゃんの昼間ですが、僕よりずっと寝てなかったですね

2021-07-18 23:58:17 | 散歩
昨日のブログで、さっちゃんは昼間でも半分以上は布団の中に入っている、そう書きました。
でも、きょうのさっちゃんは布団にはほとんど入りませんでしたね。

僕は珍しくアラームなしでも7時半に起床しました。
さっちゃんも11時くらいには自分で起き出して来て、朝食タイム!
その後、普通なら布団の中で過ごすことが多くなるのですが、今日は違いました。
僕の方が何故か眠たくて、布団で横になってしまいます。
自分だけ布団の中にいては、さっちゃんのことが心配なので、さっちゃんも一緒に誘って寝るんです。
でも、さっちゃんはすぐに布団から出て行ってしまいます。
僕は布団の中からさっちゃんの行動を観察しているのですが、そのうち寝てしまいます。

そんなことを繰り返していると、すぐに5時になってしまいました。
僕はテレビを点けて、大相撲の千秋楽これより三役だけを観戦しました。
その後、食器を洗って、今晩のおかずのサラダで使うブロッコリーを茹でます。
茹で終わってから、さっちゃんを散歩に連れ出します。
今日は昨日のような抵抗はなく、普段通りに喜んで出かけてくれました。
いつもよりも遅い6時半出発です。
今日は暑い1日でしたからね。

歩き始めると、同じ棟の上の階から呼ぶ声がします。
僕がこの棟の自治会役員を初めてした年にお世話になった方です。
5階から「今日は暑いねぇ!」と。
「土手は涼しい風が吹いていますよ」と僕。
彼はその役員をしていた1年間の半ばに奥様が怪我をして入院、怪我の影響で認知症がかなり進行してしまったんです。
奥様の入院期間中、僕が彼の役務を引き受けた縁で、その後も親しく挨拶を交わすようになりました。
散歩に出かけた際も、ほんのたまにですが、今日のように彼が僕とさっちゃんの姿を見つけると、必ず声を掛けてくれます。

多摩川の土手に出て、土手の道から芝生の広場へ入りました。
その際、僕は指さして、さっちゃんに示します。
すると、さっちゃんが「こっち行くの?」と早口で喋りました。
「そうだよ、こっちへ行くよ」と僕。
赤ん坊がいろいろと初めての言葉を発するのを聞く喜びとは違うでしょうけれど、少しは似た感情のような気もします。


▲18:39。さっちゃんのズボンは部屋着のままの半ズボン。


▲18:40。東京の日没時刻は18時55分ですから、太陽はすでに山の端へ沈んでいると思います。鮮やかさは今日の夕景にはありませんが、夏らしい夕暮れですね。

月は半月、上弦の月でした。
さっちゃんに途中3度、月を指差し「月だよ。綺麗だね」と言いました。
2度は月を見つけて、眼が少し輝いたような気がしましたが、1度は見つけることが出来なかったようですね。
そんな時って、見つける気がないんですよね。


7時15分くらいに散歩から帰って来ました。
最後にサラダのレシピを。
ブロッコリー、アボカド、キウイ、バナナ、茹でたソーセージ。
これらをさっちゃんの口に入るサイズに細かく切り分けます。
大きめのボウルに入れ、マヨネースで和え、最後にヨーグルトを入れて混ぜます。
それだけ。

ヨーグルトは水っぽくない方がいいので、今日はカスピ海ヨーグルトを使いました。
アボカドが熟してなくて硬かったので、さっちゃんは口から出していましたね。
さっちゃんは箸では滑って掴めませんから、僕が食べさせてあげました。
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