さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

やっておきたかったことはたくさんあったのに、ほとんど寝て過ごしてしまいました

2021-03-05 23:54:57 | 僕の自由時間
今朝は2つのアラームが鳴ってすぐに起きて、その後のルーティーンも最近になく順調にこなすことが出来ました。
僕の朝食が済むと、ダイニングと寝室の間の戸を開け、寝室のカーテンも開け、テレビの音量も普通まで大きくします。
すると、さっちゃんが自分から起き出して来ました。
同じようにしても、全然起き出す気配さえないこともありますからね。

さっちゃんをトイレに連れて行くと、おしっこが出ました。
洗面所で口を漱いでもらいます。
スポンジブラシでの口腔ケアは口を開けてくれませんでしたから、出来ませんでした。
そして、寝室のソファに戻って着替え。

その後の朝食も順調に進みました。
オートミールもしっかり食べてくれました。
当然のことですが、オートミールと一緒に薬も全部飲んでくれました。
ヨーグルトも1個、食べてくれました。
食後は洗面所で口腔ケアをします。
口腔ケアと言っても、口を2,3回漱ぎ、協力的だったらスポンジブラシで歯茎をひとなでするくらいですが。

そんな感じで、今朝は順調にさっちゃんをデイサービスに送り出すことが出来ました。


さて、9時前から16時過ぎまでの7時間ほどが僕の自由時間です。
何事も僕自身のペースで何気兼ねなく行なうことが出来るんです。
自由と言っても、掃除、洗濯、料理、買い物などの家事をすることがほとんどなんですがね。
その他には、お風呂に入ったり、録画しているテレビ番組を観たり、新聞や漫画雑誌を読んだりもします。

今日お掃除を中心に考えていました。
その後、お風呂にも入りたいなぁと思っていました。
まずは9時前から10時までは、テレビ朝日のモーニングショーを観ながらPCチェックをし、録画した今朝の『おちょやん』も観ました。

本来ならば、10時からは寝室の畳の間に掃除機をかけるはずでした。
その後、寝室以外のフローリングをお掃除シートで拭く予定でした。
でも、なんとなく気怠くて、眠たくもあったので、ついつい布団に横たわってしまいました。
こんなことはよくあることなんですが、普通なら10分とか20分ですぐ目が覚めるんです。
長くても1時間で目が覚めることがほとんど。
今日もそんなつもりでゴロリと横になり、自然に目覚めました。

でも、起きた時に「よく寝たなぁ」という気分だったんです。
起き上がって時計を見ると、なんと! もう1時です!
3時間も寝てしまいました。
「あ~あ、これで今日はお風呂に入るのは無理だろうな」と思いました。
僕は長風呂好きですから、どうせ入るのなら1時間は入りたいですからね。

普通ならここで起きて、昼食を食べ、お掃除に取りかかって、・・・・
そうなるはずなんでしょうが、気怠い僕に魔の囁きが。
部屋の掃除はいつでも出来るし、買い物だって明日行っても大丈夫だし。
本当の理由は分かりませんが、今日の僕はとことん怠惰です。
再び布団の中に戻ってしまいました。

次に目が覚めた時、僕の気怠さはかなり解消されていました。
どんよりと曇った外は薄暗くさえ感じます。
「あれ~ぇっ! また、3時間眠っちゃったかな? もうすぐ、さっちゃんが帰って来ちゃう!」
僕はそんな風に思えて、慌てて起き上がって時計を確認しました。
ホッとしました。
2時でした。
ちょうど1時間寝たんですね。

ちょっと考えて、これから買い物へ行くことにしました。
肉まんをレンジで温めて食べ、2時半に家を出ました。
自転車を15分ほど走らせて酒屋さんへ行きます。
芋焼酎『三岳』と赤ワインを買いました。
前回も同じ5日の日にこの酒屋さんで買っていますね。
1ヶ月一升瓶の焼酎と日本酒を飲んだことになります。
つまり、日本酒なら1日1合、焼酎なら1日5勺ほどを飲んだことになりますね。
多過ぎない量、適量だと思います。

酒屋さんの近くのスーパーにも寄って、買い物をしました。
家に戻って来たのは4時少し前でした。
さっちゃんが帰って来たのは4時35分。
小雨も降り始めていましたから、本日の散歩はなし。

デイサービスでは2時ころにおしっこが出たそうです。
帰る前にトイレに入ったようですが、出なかったとのこと。
すると、アパートの階段を上り始めたさっちゃんがウッと呻いて股間を押さえます。
もうこの瞬間におしっこが出ているに違いありません。
ちょっと慌てるさっちゃんに、「大丈夫だよ」と声を掛けて、階段を上ってもらいます。

家に入ると、トイレへ行き、着替えをし、お菓子を食べ、飲み物も飲んでもらいました。
僕はまた何となく気怠くて、布団で横になります。
さっちゃんにも僕の横で休んでもらいたい気持ちもあるからなんですがね。
さっちゃんも僕の横に来て横になりましたが、すぐに起き上がってダイニングの方へ行ってしまいます。
僕は耳をそばだてて、さっちゃんの気配を観察しています。
しばらくすると、さっちゃんが寝室に戻って来て、僕の横に来ようとしました。
僕を跨いで、さっちゃんの寝る場所に入るのですが、跨ぎ終わった時に珍しくバランスを崩しました。
さっちゃんは布団の上で尻もちをついたんですが、そのお尻が僕の頭を直撃したんです。
今も左首筋から左肩甲骨にかけてほんの少しだけですが、違和感があります。

こんなこともありました。
またダイニングに居続けたさっちゃんが布団に戻って来て、僕の横に入ろうとしました。
ところが、よく見ると、さっちゃんはズボンはおろかリハパンすら穿いていません。
僕は飛び起きて、「どうしたの! なんで何にも穿いてないの!」と久し振りの大声。
さっちゃんの手を引いて、トイレへ行き、便座に座ってもらいました。
ダイニングに行き、床を見回したり、椅子の上を見たりしました。
どこも濡れていません。
玄関、洗面所、トイレも見ました。
どこも濡れていません。

ズボン下とリハパンがダイニングの水屋の下に絡まったままで打ち捨てられていました。
パッドは少しおしっこを吸っているようですし、ズボン下はほんの少し濡れた感じがします。
ズボンも椅子の下に投げ捨てられていました。
台所へ行くと、数ヶ所に水滴が落ちたような濡れた箇所がありました。
その濡れには臭いも色もありません。
濡れ方もおしっこのようではありませんでした。

多分、こんな感じだったんではないだろうかと思います。
さっちゃんは尿意を感じて、あるいはおしっこが出たことを感じて、慌ててズボンとかを脱ごうとしたのでしょうね。
でも、脱ぎ終わる前におしっこは出終わってしまって、パッドに全部吸収されてしまったようです。
ただ、脱ぐ際にパッドに触れたズボン下には少しだけ尿が付いたんだと思います。


さっちゃんは神妙な様子で便座に座り続けていました。
勝手に立ち上がって、トイレから離れてしまうのが普通なんでしょうが、そうはしませんでした。
さっちゃんとしても、何かやっちゃった感があったのかもしれませんね。
新しいリハパンとパッド、そしてズボン下に穿き替えて、一件落着。
布団で横になっていた僕の気怠さはぶっ飛んでしまいました。

夕飯は作る気力も乏しかったので、スーパーで惣菜を買って来ていました。
さっちゃんには卯の花を小鉢にいっぱい、肉団子6個、昨日のお味噌汁、玉子かけご飯。
お味噌汁は3分の1ほど残しましたけれど、他は完食!
最後の方はお腹いっぱいになっていたのか、僕が食べさせようとするのを拒んでいましたが、何とか食べてもらいました。


こんな風に今日も終わっていきます。
穏やかな1日だったと言えると思います。
もともと怠惰な性格の僕ですから、易きに流れるのは仕方がありません。
とは言え、最近の僕は少し睡眠時間が足りないのかもしれませんね。
ただでさえ、春は体の各所が蠢きだして惰眠を貪ろうとする季節です。
十分な睡眠を摂らないと肉体にも影響が及ぶと思いますから、しっかりと良い睡眠を摂りたいものです。
コメント
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