食い意地の日々

食いものネタと、お出かけ日記。

美術展巡り

2010年11月27日 | お出かけ日記
かじはらさんの個展、なまけ猫王国・9へ行くついでに、泉屋博古館別館の「幕末・明治の超絶技巧 世界を驚嘆させた金属工芸 -清水三年坂美術館コレクションを中心に-」と出光美術館の「茶陶の道-天目と呉州赤絵-」へ。

幕末・明治の超絶技巧は、幕末に刀装具を作っていた金工師たちが明治になり別の道を模索する中で作られた作品で、金属工芸好きなら行って損はないと言うより行くべしの内容。
これが金属で出来ているとは思えない様な今そこで羽を休ませている様な蝶、眼光の鋭い鷹だったり、金属がこんな自由度高いものだったとは、と感嘆する品が並んでて、自在置物の龍は格好いいし、蛇なんて、動きそうで気持ち悪いし(おいっ
この時代の物は国内では輸出する為に海外顧客の好みに合わせていて品が悪いと評価されてこなかったらしい。清水三年坂美術館行ってみてぇ~

出光美術館の茶陶の道は、茶道具の名品をテーマ、年代に添って展示しているので面白いんだわ。
今回のは中国から渡ってきた陶磁器で、呉州赤絵は趣味じゃないけど、国宝の油滴天目出るし、青磁器や茶入は好きなんで見応え充分。

でもって最後になまけ猫王国。新作にゃんだらもいいけど、ブログでも紹介されてる天猫の樹がいい感じ。

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