国際ミネラルアート＆ジェム展 IMAGE2007

9/28～10/1の国際ミネラルアート＆ジェム展 IMAGE2007に行くか迷うとったのやが、天然石検定協議会協賛の「これが本物だ！展」で、種類は違うけど見た目がそっくりな石や、合成石、ニセモノの展示するみたいなので行ってみた。
6月の新宿、12月の池袋のミネラルショーは行くけど、加工品が主のIMAGEは始めてなんやわ。
まずはざっと会場内を見て回る。ルース(裸石。カット・研磨しただけの宝石。アクセサリに加工する人もいるが、ルースコレクターも多い。)やアクセサリ、石ビーズなど加工品が主やが、原石も扱うブースもそこそこ。
6月の新宿ショーと同じ会場やけど、人が少なく通路も広くて見て回るのが楽なのは良い。が、晴れて9月としては暑いのに、業務用の大型扇風機のみなので、会場内はかなりの暑さ、休み休みでないとクラクラしてくる。

ルースや宝石原石を扱うブースに、1個100円の特価品コーナーがあったので見ると、狙っていたジルコンだけでなく、スピネルやスペサタイト(スペサルティン、オレンジ色のガーネット)、までいるので漁りまくり。
上段左から、ガーネット/マラウイ、トルマリン/マラウイ、スペサタイト/ザンビア、ピンクトルマリン/ナイジェリア、ラブラドライト/マダガスカル。
下段、レインボーガーネット/奈良県天川村(虹色に見えるアンドラダイト。現在採掘禁止)、スピネル/ビルマ、ジルコン/カンボジア、ジルコン/カンボジア、グリーンカルサイト/タイ。
大きさは右下のカルサイトが20mm。ジルコンが2あるのは質が違うから。


○甲さん見付けたので覗くと、ファントム水晶(ポリッシュ)があった。6月に買いそびれ、あったら買おうと思うとったんやわ。
他にふわふわの毛がなびいているラン水晶(ラン:ブラジル語で毛糸。内包物の繊維状の角閃石が毛糸の様に見える。ポリッシュ)、特売品の100円の水晶クラスター購入。


ネパール水晶を扱うブース覗いたら、好みの物が多い上そこそこ安そうなのでトレー借りて漁る。量売りなんでとりあえず量って値段聞いて値引き交渉。まぁまぁの値段出してきたので購入決定(そこから更に値切り倒すのはわいには無理)。
中央上：表面に酸化鉄コーティング、右上：厚さ15mmと平たい、左下：スモーキー＆所々厚く酸化鉄付着。

包んでもらっている間に、結晶面にダメージのほぼ無いドラバイト(褐色のトルマリンで、苦土電気石)見付けたので、透明度の高そうな小さめの物を「これも」と持って行くと、「これはおまけ」と入れてくれた。ラッキー。光に透かすと黒飴やコーラ飴っぽくて美味しそう。


様々なタンブル置いていたブースで、シルバーシーンオブシディアン、スパイダーウェブオブシディアン、ジラソルと言うほんわり霞がかかった様な色合いの水晶とスターの出るローズクオーツ見付け購入。ショー割引かつ、おまけにシトリンとアメジストを貰う。爪先ほどのタンブルやけど、意図せず、欲しかった天然シトリンが手に入ってしまった(アメジストを加熱した加工品が多いのぢゃ)。
左上から、スパイダーウェブ＆シルバーシーンオブシディアン/メキシコ、アメジスト/ボリビア、スターローズクオーツ＆ジラソル/マダガスカル、シトリン/ザンビア。


パキスタン、アフガニスタン辺りの鉱物やアンティークビーズ扱うブースで、きらきら輝いているスケルタル(骸晶)の水晶を、値段出てないけどとりあえず漁ってから値段聞くと「まけとくよ」と思ってもなかった値段提示されたので購入。


以上で、疲れたので帰る。

これが本物だ！展は、○○翡翠として販売される石、メノウやジャスパーとして売られる石などから、プラスチックの「虫入り"琥珀"」など、数は多くなかったけど面白い展示やった。ま、天然石検定の資料や教材の販売の方が目立ってたけどね。

photo：最初の1枚以外は旦那