ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

記憶

2011-10-30 16:45:23 | Weblog
うっかり忘れていたけれど、昨日のメインはこれ。



しゃこ。
10年以上前に香港で食べて、やみつきになって、その後、上海で探していた。
ニンニクとトウガラシがきいていて、とても美味。

で、今日は、ウイグル料理を食べに行った。
ウイグルと言えば、やはりこれ。



串羊肉。
このスパイシーな味が、たまらない。
ということで、どんどんビールが進む。

「休みの日だからね」「昼から飲むビールはうまい」
というオヤジトークを上海に住む強い日本女子で繰り広げるのも、またいい。

類は友を呼ぶもので、いつの間にか、観念の世界で共感できる人が集まりつつある。
一緒にいる中国人の女性たちは、日本語を話す人たちだったけれど、
かなり聞きとれなかったと思う。
申し訳ないけど、しょうがない。

昨晩、『悪の教典』という本を読み終わった。
以前映画になった、バトルなんとか、という本を思い出した。
実際に数年前に読んだのに、すっかりタイトルが出て来ない。
孤島に連れて来られた高校生が、1クラス分、どんどん殺されていく話。
かなり辟易したことは、強烈に覚えている。

貴志祐介さんの本は、数年前に『青の炎』を読み、
最後のほうで、殺人犯である少年が好きなものを挙げていくシーンで、
北京語で歌っているフェイ・ウォン、みたいなことが出てきて、すごく感動した。
もしかしたら、フェイ・ウォンの北京語の歌、だったかもしれない。
細かい表現は忘れたけど、
当時、フェイ・ウォンばかり聞いていたので、それだけで、もうOKという気分だった。

今回は、記憶(ムニン)というカラスが、結局なんだったのかなあ、と思っている。


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