ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

他力を考える

2011-02-25 00:52:23 | Weblog
そして今日は、ついに残業で午前様になった。

結局「メモをとってくれない派遣さん」とは、今日もまた無益な話が多く、
ついに私の周囲の人たちが彼女に対して怒り、注意しはじめ、
彼女がそれに口答えする状況になったので・・・、
私のいるチームからは、はずれてもらうことになった。
マスターアップ前にそんなことをしているほど、
体力も精神力も残っていないから。みんな。

でまあ、私としては、あと1週間というところで、
2日もロスをする、という結果になったのだけど、
まあ、それはしょうがない。こういうこともあるさ。
土日に取り返すから、もういい。

彼女がやりかけだった仕事を、同じチームの人に見てもらったら、
「なんじゃこりゃ~!」の嵐で、今日はもう、気力と体力の残りを、
すべて吸い取られたような格好になった。

「出版社で勤務したことがある」と言っていたので、
私が校正記号入りで指示したものを、トンチンカンに作っていた。
それは、一般常識からもズレているものだったし、
外に提出するための文書の扱いもひどく、紙が折れたりしていた。

ということで、出版社勤務というのは、きっと経歴詐称だろうとある人が言い始め、
「そういや、そうかも」ということになった。
そして、私がちらりと、初日のお昼に彼女と2人でした会話で、
彼女から、「派遣は、アルバイトとは違う。
アルバイトは学生がするもので、派遣はスキルをもとに働くものだと、レクチャーされた」
と言ったら、周囲の人が、
「そんなら、社会人の基本をわきまえろ!35歳にもなって恥ずかしいだろう!」と吠えた。
吠えまくった。
笑えるくらいに。

他の人が怒ってくれたので、私はもう怒る必要はなく、
「2日分を取り返しま~す。集中しま~す!」と宣言して、
20時ぐらいから、グッと加速した。
そしたら、周囲も自然とそれにあわせてくれた。

「不可能を可能にする」可能性は、日々の積み重ねのなかにしかない。
「最後に頼れるのは自分だけだ」と思い自分を鼓舞しつつも、
結局のところは他力に大きく依存するわけなのだから、
自分を追い込むことと人に動いてもらうことは、実はイコールなのだと思う。

いろいろと勉強になった。


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