私は鉛筆が大好きなので、
ちびた鉛筆は補助軸を使って、ぎりぎりまで使う。
もちろん鉛筆削りは使えない。
ナイフで削る。
ナイフは中2の頃から使っているので、かなりくたびれている。
また、そこが気に入っている。
いま、毎日、話しかける。
「もう、ナイフで削るのもきついかな。今日でお別れかな」と。
でも、まだいけるなあ、と思って、使い続けている。
ナイフの刃を、そーっとあてただけで、
補助軸からぽーんと弾けて行ってしまうようになるまで、
ぎりぎりまで、ひたすらねばる。
ふしぎなことに、どんなに仕事が忙しいときでも、
いろいろと考えなければならないことが多いときでも、
そして、少し不愉快なことがあったあとでも、
そんな気持ちで鉛筆を削る時、心がすーっと落ち着いて行く。
シャーペンの芯は、最後を1センチ以上も残して捨てることになる。
使いきれない芯の長さは鉛筆もシャーペンも大してかわらないのに、
シャーペンの場合は、機械的にカチカチと鳴らして、芯を引っ張って捨てる。
でも、鉛筆だと、このままとっておきたくなる。
そして、日本の我が家には、そんなちびた鉛筆が眠る瓶がある。
もうかれこれ、30年くらいの歴史をもつ、愛情のつまった瓶だ。
ちびた鉛筆は補助軸を使って、ぎりぎりまで使う。
もちろん鉛筆削りは使えない。
ナイフで削る。
ナイフは中2の頃から使っているので、かなりくたびれている。
また、そこが気に入っている。
いま、毎日、話しかける。
「もう、ナイフで削るのもきついかな。今日でお別れかな」と。
でも、まだいけるなあ、と思って、使い続けている。
ナイフの刃を、そーっとあてただけで、
補助軸からぽーんと弾けて行ってしまうようになるまで、
ぎりぎりまで、ひたすらねばる。
ふしぎなことに、どんなに仕事が忙しいときでも、
いろいろと考えなければならないことが多いときでも、
そして、少し不愉快なことがあったあとでも、
そんな気持ちで鉛筆を削る時、心がすーっと落ち着いて行く。
シャーペンの芯は、最後を1センチ以上も残して捨てることになる。
使いきれない芯の長さは鉛筆もシャーペンも大してかわらないのに、
シャーペンの場合は、機械的にカチカチと鳴らして、芯を引っ張って捨てる。
でも、鉛筆だと、このままとっておきたくなる。
そして、日本の我が家には、そんなちびた鉛筆が眠る瓶がある。
もうかれこれ、30年くらいの歴史をもつ、愛情のつまった瓶だ。