ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

しょうがない

2014-03-30 12:15:55 | Weblog
本当は旅行の写真をアップしたいのだが、回線が激重。
この週末にやる予定だったサイトのデバッグも、
サーバーが日本なので回線がほとんど繋がらず、早くも断念した。
ブログの管理画面を開くにも、約30分のトライアンドエラーを繰り返した。
私も辛抱強くなったものだ。

あと3ヶ月くらいで日本に帰国する予定で、
最近よく、私にとって中国人と協業するというのはどういうことだろうかと、
総括して考えるようになった。

中国は、GDPで日本を抜いた国だ。
中国人も、世界第二の経済大国と自負するようになった。

でも、よくよく考えてみると、
中国人の人口は公称13億。日本はたったの1億2000万。
1人当たりが生み出せる富の額を比べると、また違って見える。
中国と日本のGDP額の差は開く一方なので、
うかうかとしていると、本当にひっくり返されてしまうが、
私たち日本人が生み出せる付加価値は、世界的に見て、驚異的な額なのだろうと思う。

2013年の予測値は、wikiによると、世界全体では、74,171.718(単位は10億US$)
1位 アメリカ 16,237.746
2位 中国 9,020.309
3位 日本 6,149.897
4位 ドイツ 3,597.965
5位 フランス 2,739.274

人口は、アメリカは3億、中国13億、日本1.2億。
ドイツとフランスは、それぞれ1億人もいない。

もし、日本の人口がアメリカよりも多かったら、
単純にかけ算すると、アメリカのGDPよりも多くなる。
もし中国の人口なみに10倍したら、
それこそ地球上の資源が根こそぎなくなってしまうかもしれないほど、
産業が発展してしまうだろう。

つまり、いまの段階ではまだ、日本人だったら1人でできる仕事に対し、
中国人が何人も必要になるのは、いまはまだ、しょうがない。

だから「日本なんて抜いたはずなのに、こいつにかなわん。なぜだ」と、
中国人がムカムカするのも、しょうがないということだ。

そもそも、中国のGDPには、中国にある日系企業をはじめ、
外資企業が生み出す富も含まれていたり、いろんなからくりがあるのだから。
鉄道と船舶の輸送量を見てみると、かなり盛られているという話だ。
でも、GDP世界第二位という名は、宣伝効果としてはバツグンで、
それに引きずられて、実績が生まれてくることもあるだろう。
つまり、中国共産党お得意の「言ったもん勝ち」というやつだ。

中国のテレビでは、連日のように日本の再軍備を危惧し、分析する番組をやっている。
外に敵をつくって、国内をまとめようという意図だけではなくて、
本当に、いまの日本が軍備増強することを怖がっているのだと思う。

日本国内にいると気がつかないけど、日本は強大な国で、
そして中国は暗黒大陸なんかじゃなくて、いろんな人がいる国だ。


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