ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

農民画の村

2013-05-12 19:44:45 | Weblog
今日は暑かった。どうやら30度以上になったらしい。
日帰りで上海郊外にある楓渓という農民画で有名な村に行ってきた。



古鎮として売り出すには、まだ整備されきっていなくて、
観光用の路地と、地元の人たちの生活用の商店街が混在している感じだった。
つまり、古くていい雰囲気の建物の1階に、
地元の人たちが利用するケバケバしい生活雑貨のお店があった。
まあ、これはこれでいい。



なつかしいお湯のポットと、再利用されるお米の袋。ザ・中国。



地元の人たちは11時前から昼食をとりはじめ、
いいにおいが路地にあふれてきたので、早めに昼食。
特産の豚足と豆腐干。
豚足、なかなかおいしかった。



ここはちまきも有名らしくて、そろそろちまきの季節でもあることから、
たくさん露店が出ていた。



みっちり。



仙人並みの早さでちまきを包んで行くおばちゃん。



その後、4キロくらい離れた農民画の村に行った。
ガイドブックによると2006年にオープンした農村とのこと。
農村がオープンって何よ、と思ったら、
農民画で観光客を呼ぼうと思って村をつくり、
農民画が上手な農民を集め、観光地にしようとしたけど、
人集めができませんでしたといったわびしさが漂っていた。
またか、という気分。

とはいえ、いい村だ。

 

ちゃんと野菜も植えていたし。

 

美智子妃殿下も訪問されたことがあるらしい。



反日のおり、のこされていたことに感激。
というか、地元の人にとっては景色の一部になっていて、
すでに内容は関係なくなっているのだろう。

自分用と、あときっとこういった雰囲気が好きだろうと思う
日本の友人に額縁入りの絵を買った。

帰りのバス停にいた犬。
日陰ですずんでいた。



バスと地下鉄を乗り継ぎ、地元の駅まで戻ってきたところ、
家の近くの公園の草むらが光っていた。

 

上海と言えども、自然が美しく感じられる季節だ。



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