最近、私の下に、中国人の新卒が入った。
日本語はまったくできない。
でも、上海の有名大学の中文科卒業なので、中国語力は人並み以上でエリート。
しかもその人は、両親の仕事の関係上、東トルキスタンに住んだことがある。
東トルキスタン、つまりは、現在の中華人民共和国のウイグル自治区。
そんな人と知り合う機会は、そうそうない。
だから、まったく日本語ができないながらも、
部下として受け入れることにした。
それでもやはり、少し日本語を話す努力をしてもらわないと、
他の日本人の受けが悪い。
ということで今日は、少し日本語を教えた。
とはいえ、私が教える日本語なわけなので、
教科書とはまったく違う日本語。もちろんだ。
私はまず、音読みと訓読みの話をし、
音読みの中でも呉音と漢音がある話をした。
そして、「え~、あなたが唐時代の人ならすぐわかったはず。
古代漢語の要領で見てごらん。日本語が読めるはず」と言ったら、
さすが中文科卒業、すぐにわかった。
「漢字の意味では、そうだ!」と。
で、納得したところで話した。
中華人民共和国のうち、「人民」「共和国」は、日本人が作った新しい言葉だと。
「人民」を表す言葉として、古くから使われていたのは「百姓」だ。
しかし、近代化を果たそうとしている国家にとって「百姓」は概念が違う。
だから「人民」という言葉、「共産主義」「資本主義」という言葉、
そして「共和国」という言葉を作った。
それは、日本人が中国から学んだ漢字の概念をもとに、
それをヨーロッパの近代化に合わせるための言葉として作り上げた
新しい言葉なんだ、と言ったら、
「なるほど~」と納得した。
結局のところ、学がある人は、日本と中国の真の交流関係を
すんなりと納得することができる。
だからこそ、中共は、知識人と日本人が接触するのを嫌がる。
なぜなら、中華民国も中華人民共和国も、
その土台を作った人のほとんどは、日本留学経験があるから。
今日、『パール博士の日本無罪論』を読み終わった。
日本の大東亜共栄圏に対する思いは、本当に素晴らしかったと思う。
しかし時に、やり方を間違った部分もある。
それは、戦争という形態をまとったとき、不可避となる。
それをふまえ、真の意味での大東亜共栄圏の理想は、
いまだにアジアにとって、価値があるものだと思う。
だからこそ、中国という地において、
私個人の力では本当にたった1人としか話ができないかもしれないけど、
日本近代化の黎明期における真の理想を、
一緒に共有できる仲間を中国で見つけたいと思う。
新卒の彼女が子どもを産んだとき、
日本人の上司と一緒に働いた経験を必ず語るだろう。
そのときに、真の日本、
アジアの独立の真の概念を少しでも共有できたなら、
私が日本人として生まれてきた価値が出てくると思う。
それは、暗黒の歴史を凌駕する日本の理想。
東京裁判の茶番に負けない、真の理想だ。
それは、虐げられ、危機に瀕したアジアの民の理想。
アヘン戦争以降の暗黒の歴史は、いまだにアジアが背負っている負債。
だからこそ、日本はかくあった。
それで、いいじゃないか。そう思う。
日本語はまったくできない。
でも、上海の有名大学の中文科卒業なので、中国語力は人並み以上でエリート。
しかもその人は、両親の仕事の関係上、東トルキスタンに住んだことがある。
東トルキスタン、つまりは、現在の中華人民共和国のウイグル自治区。
そんな人と知り合う機会は、そうそうない。
だから、まったく日本語ができないながらも、
部下として受け入れることにした。
それでもやはり、少し日本語を話す努力をしてもらわないと、
他の日本人の受けが悪い。
ということで今日は、少し日本語を教えた。
とはいえ、私が教える日本語なわけなので、
教科書とはまったく違う日本語。もちろんだ。
私はまず、音読みと訓読みの話をし、
音読みの中でも呉音と漢音がある話をした。
そして、「え~、あなたが唐時代の人ならすぐわかったはず。
古代漢語の要領で見てごらん。日本語が読めるはず」と言ったら、
さすが中文科卒業、すぐにわかった。
「漢字の意味では、そうだ!」と。
で、納得したところで話した。
中華人民共和国のうち、「人民」「共和国」は、日本人が作った新しい言葉だと。
「人民」を表す言葉として、古くから使われていたのは「百姓」だ。
しかし、近代化を果たそうとしている国家にとって「百姓」は概念が違う。
だから「人民」という言葉、「共産主義」「資本主義」という言葉、
そして「共和国」という言葉を作った。
それは、日本人が中国から学んだ漢字の概念をもとに、
それをヨーロッパの近代化に合わせるための言葉として作り上げた
新しい言葉なんだ、と言ったら、
「なるほど~」と納得した。
結局のところ、学がある人は、日本と中国の真の交流関係を
すんなりと納得することができる。
だからこそ、中共は、知識人と日本人が接触するのを嫌がる。
なぜなら、中華民国も中華人民共和国も、
その土台を作った人のほとんどは、日本留学経験があるから。
今日、『パール博士の日本無罪論』を読み終わった。
日本の大東亜共栄圏に対する思いは、本当に素晴らしかったと思う。
しかし時に、やり方を間違った部分もある。
それは、戦争という形態をまとったとき、不可避となる。
それをふまえ、真の意味での大東亜共栄圏の理想は、
いまだにアジアにとって、価値があるものだと思う。
だからこそ、中国という地において、
私個人の力では本当にたった1人としか話ができないかもしれないけど、
日本近代化の黎明期における真の理想を、
一緒に共有できる仲間を中国で見つけたいと思う。
新卒の彼女が子どもを産んだとき、
日本人の上司と一緒に働いた経験を必ず語るだろう。
そのときに、真の日本、
アジアの独立の真の概念を少しでも共有できたなら、
私が日本人として生まれてきた価値が出てくると思う。
それは、暗黒の歴史を凌駕する日本の理想。
東京裁判の茶番に負けない、真の理想だ。
それは、虐げられ、危機に瀕したアジアの民の理想。
アヘン戦争以降の暗黒の歴史は、いまだにアジアが背負っている負債。
だからこそ、日本はかくあった。
それで、いいじゃないか。そう思う。