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ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

小学校2年生のとき

2010-03-05 21:14:11 | Weblog
私が小学校2年生だった時のことを思い出す。
正直に言って、小学校時代ほど生きづらかった時はなかったので、
思い出したくないことがたくさんある。

2年生くらいになると、クラスの中にヒエラルキーができてくる。
序列によって、いじめたりいじめられたりする。

男子は、女子に対しても暴力を使うようになって来る。
4年生くらいまでの間、よく同じクラスの男の子に殴られた。
先生は、それを見てもまともに注意をしてくれなかった。
ある日、あまりに背中や太ももが腫れていたので、お風呂で母が驚いた。
どうやら大人の男性にもっとひどいことをされたのだと勘違いしたらしく、
半狂乱になったことがある。

そして、女子はもっと陰湿ないじめを仕掛けてくるようになる。
私もかなりやり返したけど、たいていは相手の方が何枚も上手で、
私だけが先生に叱られる結末ばかりだったから、
次第に、ひきこもっているほうが何倍もいい、と思うようになった。
小学校の高学年になると、友だちと遊ぶよりも読書の時間のほうが長くなった。

思い出の一面だ。
いまの私は明らかにそのときの延長にあるけど、
そのときの私とまったくのイコールではない。
こういうとき、時間のやさしさを感じる。
でも当時は、それがすべてで、逃げ場のない悲しみがあった。

いまは懐かしさすら感じるけれど、
小学校の同窓会が、私を殴っていた同級生のお店であると聞くと、
どうしても足を運ぶ気にはなれない。
会ってみれば、笑って話せるかもしれないし、
相手はとっくに忘れているかもしれない。

そして、たぶん、
相手が忘れていたり、忘れたふりをしていたらゆるせないだろうと思うから、
会いたくないんだろう、と思う。
私もなかなか執念深い。


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