ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番

2008-11-26 00:06:13 | Weblog
セルゲイ・ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18。
今日のテーマは、音楽です。

先日、スケート選手が使っている音楽について、アレンジをし過ぎなのはどうも納得いかない、
と書きましたが、今日は、もうひとつ「?」なものを見つけてしまいました。

ゴスペラーズの「sky high」という曲は、ラフマニノフのピアノ協奏曲 第2番の旋律を使い、
アレンジして歌っているようですね。
ゴスペラーズは、とても歌唱力のある歌い手さんたちだと思うのですが、
今回は、ちょっと・・・。

ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、
私の記憶をさかのぼって、ずっとさかのぼって・・・、
幼稚園に入る前から大好きだった記憶があるから、気づけばもう長い付き合いです。
最近は、ラフマニノフ自演のCDをよく聴いています。

昔、よくコンサートを聴きにいって、
女性のピアニストが、肩を出したドレスで、のけぞってお色気たっぷりに弾いていると、
「違う! ラフマニノフはもっと、ひたむきに弾くんだ!」と
文句をつけたくなったものでした。

今回のゴスペラーズの歌に対する違和感は、これに近い感情かなあ。
うまく言えませんが。

もちろんラフマニノフは2番だけでなく3番も同じように好きですし、
パガニーニの主題による狂詩曲、プレリュード系も一通り大好きです。
というか、ラフマニノフは全部大好き!
特に、三連符の使い方がたまらないと思っています。

先日、小学生のときに好きだった映画「ドクトル・ジバゴ」のDVDを
本当に久しぶりに観ました。
その中でロシアの天才ピアニストの演奏が、ちらっと出てくるのですが、
それがラフマニノフだったことに初めて気がついて、猛烈に感動。
映画の中では名前が出てこないのですが、ジバゴの妻トーニャが、
「彼は天才よ」と言う、そのピアニストがラフマニノフだったのです。

と、狂信的に好きな人間の言うことは、
あまりロクでないことが多いので、このへんで止めておこうと思います。

まあ、ラフマニノフの旋律は、美しいということですね。
思わずCDをかけてしまいました。


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