ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

代替わり

2010-10-23 22:00:51 | Weblog
小2のときに、肺炎で1ヶ月半ほど入院した。
そのとき、遊び部屋に子ども用のプラスチック製の機織り機があった。
すごく興味があったのだけど、
いつもそれで遊んでいた子が末期のガンだったので、
「貸して」と言えなかった。

退院して両親に、退院祝いを買ってあげる、と言われ、
「機織り機が欲しい」と言った。

父に説明をすると、「よし、わかった。少し時間をくれよな」と。

少しすると、父が大きな箱を持って帰ってきた。
取り出してみると、木製の機織り機だった。
「プラスチックより、木のほうが、なんだかいいだろ」と、
父は自慢ぎみに言っていた。

小学生のころ、母が編物をした残りの毛糸で、小さなものをいくつかつくった。
そのうち、真ん中の糸を通すところが折れてしまった。
でも、25年間くらい、ずっと捨てられなかった。


先月、少し仕事を頑張ったので、機織り機を買うことにした。
少し大きめのにした。


夕方から、糸をセッティングして、織り始めると・・・、
案の定、途中ではとまらない。

玄関マットができた。
サイズは、思ったとおりにならないのが、初心者の手づくり。
そのわりには、まあまあかな。


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