ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

どっち

2013-07-18 00:28:56 | Weblog
帰りがけに、中国人の同僚が「困った~」とすり寄って来た。
どうやら、日本人から来た日本語のメールの意味がわからないらしい。

文面を見ると、
「確かにそれを拡充する必要性は、現在ないわけではありません」と書かれていた。

中国人は頭を抱える。
「これどっち? あるの? ないの? やりたいの? やりたくないの?」と。

おい、日本人。
いくら日本語を話すとはいえ、相手は中国人なんだから、
もっとわかりやすい文章で書きましょう。

ということで、前後の文章を読んだ上で総合判断。
「必要だとは思ってるんだけど、まだ具体的な計画にはなってない」って意味だよ、と言ったら、
「そっか~」と納得。
だいたい、日本人でも前後を読まないと理解できない文を
外国人が読んでわかるわけがない。
こういう気遣いが、日本人は下手なんだよなあ。
外国人が「場」を読めるわけがなかろう。文化背景が違うんだから。

そして私も、中国人を見ていて、「おい、どっちだよ」と言いたくなることがある。
真夏で暑いのに、中国人の女子は、2人以上で歩いているときに腕を組んで歩く。
老いも若きも、母娘も会社の同僚も、とにかく腕を組んで歩く。
そして「暑い」と言いながら、てのひらで顔をパタパタあおぐ。

手であおいだって、たいして涼しくならないだろう。
そんなに暑いなら腕を組まなきゃいいじゃん。そんなに密着しなきゃいいじゃん。
いったいどっちなんだよ!とツッコミたくなる。

まあ、文化なんてそんなもんだ。

夕飯は、日本人の友人たちと火鍋を食べに行った。
重慶の本場の味ということで、赤い方は猛烈に辛い。そしてしびれる。
でも、赤と白だと、やはり赤が美味しいので、ついつい赤に手が伸び、
いつのまにか手元のタレも真っ赤に染まり、すべてが辛くなる。



平日から、宴だったなあ。
これで1人120元(16円換算で1920円)。
ビールも紹興酒も飲んで,なんと安いこと。


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